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JR横手駅前の再開発事業として建設されたビルで柱が傾く施工ミスで、県は、工事を請け負った建設会社3社について入札指名停止の措置を行った。
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横手駅前の再開発事業の7階建ビルの施工で、2023年、設計どおりに工事が行われず、柱の1本が傾いたまま施工していることが明らかになった。
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JR横手駅東口の再開発事業で複合施設ビルに施工不良があった問題で、県は4月11日、工事を請け負った共同企業体(JV)の横手建設(武茂広行社長)、半田工務店(半田志保子社長)、伊藤建設工業(中村清昭社長)の3社を指名停止とした。
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期間は横手建設が7月10日までで、残る2社が6月10日まで。
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工事は地権者でつくる横手駅東口第二地区市街地再開発組合が発注。2022年6月に着工し、ほぼ完成した23年7月に、1階から3階に延びる長さ約10mの柱1本が傾いて設置されていた。
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県によると、現場の責任者を務める「現場代理人」と技術面での責任者の「監理技術者」は、施工ミスが発覚したあとも工事を進め、虚偽の報告書を作成していた。
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指名停止の期間の違いについて、県は、施工ミスが発覚したあとの対応などを踏まえて判断したとしている。
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横手建設は、ホームページで「今回の処分を真摯に受け止め、再発防止と信頼回復に向けて全力で取り組んでまいります」とコメントしている。
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秋田県の指名停止
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横手市の指名停止
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横手建設のコメント
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