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去る3月12日午後、名古屋市西区でJR東海道本線の線路脇の「のり面」の一部が崩れ、東海道本線は、およそ5時間にわたって名古屋駅と岐阜駅の間の上下線で運転を見合わせた。現場近くでは名鉄・名古屋鉄道が工事を行っていて、名鉄が工事との関連を調べている。
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名鉄によると、12日午後3時半ごろ、名古屋市西区の名鉄の工事現場に隣接するJR東海道本線の線路脇で、のり面の一部が崩れているのを工事業者・安藤ハザマが見つけた。
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この影響で、JR東海は線路設備の確認を行うため、午後4時すぎから東海道本線の名古屋駅と岐阜駅の間の上下線で運転を見合わせていたが、およそ5時間後の12日午後9時23分に運転を再開した。
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のり面が崩れた現場では信号機の設備に関係した工事が行われていたが、12日は作業をしていなかったということで、名鉄が工事との関連を調べている。
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3月12日、名古屋駅から500m北でJR東海道線の線路脇の「のり面」が16.5mに渡り崩れ、JR東海道線は約6時間、名古屋駅と岐阜駅の上下線で運転を見合わせた事故は、4月17日、名鉄の工事を担当していた安藤・間が現場近くで行っていた工事が原因だったと発表した。
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信号設備などの工事で、2月に行った地表から1.8m掘削する工事の影響で、のり面に複数のひび割れが発生した。
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安藤・間は、ひび割れについて、事前に把握していたと言う。
3月1日の時点でJR東海から名鉄に「のり面のひび割れがある」という連絡があり、発生前日の3月11日に名鉄と「安藤ハザマ」との間で崩落を防ぐための対策について決めたばかりだったという。
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そこに当日の雨が浸み込んでのり面が崩れたとみられると言う。
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4月17日、付近での掘削作業と当日の雨の影響で崩落が起きたとみられると明らかにし、今後は、工事の影響予測を十分に行い必要な対策をとっていくとしている。
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法面崩壊について・㈱安藤・間
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概要説明書
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