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人手不足の分野で外国人労働者を中長期的に受け入れる特定技能制度の対象にバスやトラック運転手などの自動車運送業、鉄道、林業、木材産業の4分野を追加するとした案を自民党に示し、政府方針を了承した。
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特定技能全体の受け入れ見込み数は2024年度からの5年間で最大82万人と見込まれており、19~23年度の見込み数の2倍超になる見込。
自動車運送業はバスやタクシー、トラックの運転手が対象。国土交通省の「運転者職場環境良好度認証制度」で一定基準を満たした事業者のみ、特定技能での受け入れを可能としました。トラックでは、運転手の時間外労働に年960時間の上限が設けられ、物流が停滞する「2024年問題」が指摘されており、解消につなげたい考え。
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鉄道では運転士や車掌などを想定しており、コミュニケーションや安全管理の能力が求められることから、ほかの分野より高い日本語のスキルなどを条件としている。
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政府は、技能実習に代わる外国人材育成とともに人材確保を目的とする新たな在留資格「育成就労」を新設。創設に向けた技能実習適正化法と入管難民法の改正案を閣議決定しました。今国会に提出し、成立すれば2027年にも新制度が始まる。
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福岡県警は3月27日、タクシーやバスの運転に必要な「2種免許」の学科試験を外国語でも受験できる運用を、全国で最も早く始めた。
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県警はこの日、英語、中国語、ベトナム語、ネパール語の4言語の試験問題を、県内四つの運転免許試験場で導入。飯塚市の筑豊自動車運転免許試験場では、面談コーナーに日本語を134言語に翻訳して字幕を表示する機器を設置した。
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2種免許の学科試験は、これまで日本語のみで、外国人の合格が難しいと指摘されてきた。県警運転免許試験課の稲田功一次席は「外国人でも円滑、公平に受験できる環境を整えたい」と話し、対象言語の拡大も検討しているという。同様の運用は今後、全国の警察で順次始まる予定だ。
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国土交通省などによると、タクシー運転に必要な「普通2種」と大型バスの「大型2種」の免許保有者は2022年末時点、全国で計約88万人いるが、うち外国籍は約5000人。11年に約38万人いたタクシー運転手は、新型コロナウイルス禍の影響もあり、21年は約25万人にまで減った。
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ただ、バスやタクシー運転手らには他の分野より高い日本語スキルなどが必要で、採用拡大には教育制度の充実などが課題になる。
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バス運転手は令和12年に全国で3万6000人不足すると推計され、「日本人のみで運転手を確保するのは難しい」という。
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外国人運転手の採用についは、西武バスは「前向きに検討していきたいが、受け入れ環境の整備ができていない」。非常時対応などで高い日本語能力などが求められることもあり「正直、個社で対応するのは難しい。国や協会の支援がほしい」と訴える。
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タクシー大手の日本交通も「働き手が多くなって業界の裾野が広がるのを前向きに受け止めている」というが、現時点では積極的に採用する方向ではないという。
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JR東海は「業務運営に必要な人員は確保しており、安全・安定輸送の確保やサービスレベルの維持もできている」として、現時点で採用の予定はないという。JR四国も採用予定はない。
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私鉄大手の京浜急行電鉄は「人材は不足しており、選択肢の一つとして検討するが、採用の可能性があるとしてもまだ先の話だ」としている。一方でJR東日本は積極的で、日本的な仕事などを学ぶプログラムを活用し「車両などの分野で受け入れたい」という。
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柄度運用の基本方針
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