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秋田市の旭川筋土地改良区で組合員から集めた資金着服で、業務上横領の罪に問われた元職員齊藤翔平被告の初公判が3月19日、秋田地裁で開かれた。被告は起訴内容について「間違いありません」と認め、弁護側は起訴内容について争わない方針を示した。
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検察側は冒頭陳述で、被告は改良区に勤めていた当時、消費者金融から借り入れをしながらギャンブルに興じていたと指摘。
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公判中の土地改良区の元職員の着服金額が膨れ上がった。
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秋田市旭川筋土地改良区の元職員(32)は、組合員から集めた金約600万円を着服し逮捕されたが、被告は、現金400万円と840万円の計1240万円を、それぞれ別の日に着服したとして、業務上横領の罪で26日に追起訴された。
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土地改良区では、何に使われたか分からない金が、約3200万円あることが分かっており、“着服金額”は膨らむ一方だ。
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事件の経過は、2024年1月10日、業務上横領の疑いで元職員の齊藤翔平を逮捕した。勤務していた秋田市にある土地改良区の口座からおよそ600万円を着服したとして齊藤翔平が逮捕された。土地改良区の口座からは3000万円以上が引き出されていて警察はほかの被害についても調べている。
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秋田中央警察署の調べによると齊藤容疑者は秋田市旭川筋土地改良区の職員として口座の管理を担当していた2023年3月、およそ600万円を引き出し自分の口座に入金して着服した疑いがもたれている。
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土地改良区によると齊藤容疑者は2023年6月から無断欠勤して行方が分からなくなり、その後、土地改良区の口座から3000万円以上が引き出されていることが判明した。
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齊藤容疑者は8月に都内の交番に出頭し、その後、体調不良で療養していたというが、本日秋田市の自宅で逮捕された。
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警察の調べに対し容疑を認めているということで警察は金の使い道やほかの被害についても調べている。
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2024年2月6日、農業用水路の管理などを行う秋田市内の土地改良区の口座からおよそ600万円を着服したとして、元職員齊藤翔平が業務上横領の罪で起訴された。
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起訴状などによると、齊藤被告は預金管理などの会計業務を担当していた2023年3月、土地改良区の理事長名義の口座から現金およそ600万円を払い出し、みずからの口座に入金して着服したとして、業務上横領の罪に問われている。
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秋田地方検察庁は1月31日付けで起訴している。認否については明らかにしていない。
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