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兵庫県警は2023年10月21日、入札情報を伝える見返りにホテルや飲食店での宿泊や飲食など約70万円相当の接待があったとして、豊島容疑者ら4人を贈収賄の疑いで再逮捕した。
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兵庫県道路公社の主査・豊島辰吾容疑者(38)は、播但連絡道路の修繕工事の最低制限価格を、土木建設会社の社員・松本正寛容疑者ら3人に漏らしたとして9月、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕された。
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兵庫県道路公社の発注した工事を巡り、入札情報を漏らした見返りに建設会社から接待を受けた罪などに問われた公社の元主査の男の初公判が2月29日開かれ、男は起訴内容を認めた。
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起訴状によりると、兵庫県道路公社の元主査・豊島辰吾被告(39)は2022年4月から23年9月、播但連絡道路の修繕工事の入札情報などを漏らした見返りに建設会社「松本組」の元専務取締役・松本正寛被告(41)ら3人から大阪・北新地のクラブでの飲食など57回にわたり計約85万円の接待を受けた罪などに問われている。
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2月29日初公判で、豊島被告と松本被告らは「間違いありません」と起訴内容を認めた。
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検察は冒頭陳述で接待を始めたきっかけについて「業者側は豊島被告が缶コーヒーの差し入れを受け取るなど公務員として意識が低く話を聞きだせると思った」などと指摘した。
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弁護側は執行猶予付きの判決を求めた。
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判決は4月22日に言い渡される。
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