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「政治活動費として」南アルプス市議が市議16人に!
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県警が知事支持組織を再聴取!
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2024年1月29日、山梨県警が知事支持組織を再聴取したと報じられた。2023年1月の知事選前に、南アルプス市議が現金を配った問題で、警察が関係者を再聴取。
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事情聴取を受けたのは、長崎幸太郎知事を支持する市町村議有志の政治団体「前進やまなしの会」で事務担当を務める男性ら。
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警察は、23年春にもこの男性らから事情を聞いていたが、県警本部で改めて事情聴取を行い、「前進やまなしの会」の設立目的や支部に支給した資金の用途などを確認したとみられる。
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南アルプス市支部には家賃代名目で6万円が支給されましたが、 支部のとりまとめ役を務める村松三千雄市議は23年1月、知事選の告示日前日に支部所属の市議に一人当たり3千円程度を配布しようとして、市議会会派の代表に現金2万5千円を手渡していた。
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現金は議場で配られたがすべて返金された。が、買収に当たる可能性も指摘されている。
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23年5月、山梨県南アルプス市議会の議場で23年1月、知事選告示前日に長崎知事を支援する市町村議員の団体の活動費として現金が配られた。対象となった16人全員が拒んだり返却したりし、男性市議も選挙目的ではないと説明した。
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現金が配られたのは、新年互礼会が開かれた23年1月4日の議場。県内有志の市町村議員でつくる団体「前進・やまなしの会」の同市支部代表を務める男性市議が、この会に参加する市議16人(本人含む)が所属する4会派ごとに現金を入れた封筒を渡そうとした。
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男性市議の説明によると、封筒に入れたのは1人あたり約3000円で、政治活動費の名目だった。同会は23年11月、再選を目指していた長崎知事を支援するために設立され、同市議会から16人が参加。現金は同会から支部に提供された活動資金の一部で、男性市議の判断で配ることにしたという。
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しかし、一つの会派は受け取りを拒否。別の会派も後日返却した。返却した会派の代表によると、最初は現金7000円が入った封筒が配られ、さらに追加で3000円が現金で渡された。すぐに返そうとしたが、応じてもらえず、1月12日に書留郵便で送ったという。
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男性市議は、いったん受け取っていた別の会派からも返却してもらうなどして現金をすべて回収し、支部の事務所経費に充てたとしている。
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この問題は4月27日の市議会全員協議会で「(議場という)神聖な場所でお金を配る行為は許されない」として一部議員が追及。3月に正副議長宛てに真相究明を求める文書を提出したものの、対応が不十分だと批判した。
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これに対し、男性市議が「選挙目的ではなく、組織の活動費として配った」と説明。飯野久議長が「違法性はないと判断しているが、議場で不適切な行為をした」との理由から男性市議に口頭で注意したことを明らかにした。しかし、男性市議が領収書を不要として現金を配っていたことなどを疑問視する議員が相次いだ。
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1月9日の議会運営委員会でも約1時間にわたって話し合われた。しかし、協議の手順などを巡って紛糾し、再び全員協議会に持ち込まれることになった。
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飯野議長は同委員会後、「(男性市議が)より詳しく説明し、質問を受ける場を設ける必要性は感じている」と話した。
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