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被告「過去の人たちもやっていた」などと供述!
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談合事件受け歴代幹部に聴取開始!
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新潟県は、県の新発田地域振興局が発注した工事の入札を巡る官製談合事件で、逮捕、起訴された新発田地域振興局の元農村整備部長の鶴巻博文 農地部参事(59)を1月12日付けで懲戒免職処分にしたと発表。
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新潟県は処分の理由について鶴巻被告が2023年6月と8月に工事の予定価格などを事前に漏らして業者に落札させるなど入札に関して秘密事項である予定価格を漏らすなど公正な入札を妨害したためとしている。
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新潟県の花角知事は今回の処分を受けてコメントを発表。
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(以下、花角知事コメント全文)
「新発田地域振興局農村整備部において、職員が事業者に対し、公共工事の指名競争入札に関する秘密事項である予定価格及び指名業者を教示し、当該入札の公正を害すべき行為を行っていたことは大変遺憾であります」
「このような事案が二度と起こることがないよう、職員の綱紀の保持及び服務規律の確保に努めるとともに、これまでも可能な範囲で調査を進めてきたところでありますが、公判の内容を受けて更に事実関係の調査を行い、適切な再発防止策を検討の上、講じてまいります」
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官製談合事件を受け、県は歴代の新発田地域振興局の農村整備部長に対し、予定価格の漏えいがなかったかなど聴取を始めた。聴取の対象は官製談合防止法が施行された2003年まで遡る予定。
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県新発田地域振興局が発注した区画整理工事などの入札をめぐり、事前に予定価格を業者に漏らしたとして振興局元農村整備部長の鶴巻博文被告らが逮捕・起訴され、初公判で「過去の人たちもやっていた」などと供述。
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公判での証言を受けて「立件されていないので過去の部長が漏洩していたか事実かはわからない」としつつ「こうした事態はあってはならない。」と話した。
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