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20代職員が無許可で市長印使用!
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大分県宇佐市は、補助金交付に関わる事務処理を怠った上、無断で市の公印を使って書類を発行したとして、宇佐市市民生活部の男性主事に対し減給10分の1、3か月の懲戒処分にした。
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市によると職員は2023年5月、市内の自治区から出された地域整備事業に関する補助金の交付を求める書類を部署の中で共有せず、手元に置いたままにしていたという。
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7月になり、正式な交付の申請が行われると、市の公印を無断使用して補助金交付決定通知の書類を作成し、正式な決裁を受けないで、自治区の関係者に通知したという。
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10月になっても補助金の支払いがないと市に問い合わせがあったことから、発覚した。
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その後、補助金は適切に支払われ、市の聞き取りに対し職員は、「上司に伝えられなかった。業務への認識が甘かった」などと話しているという。
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市では、公務員の信用失墜行為にあたるとして、11月14日付けで減給10分の1、3か月の懲戒処分にした。
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宇佐市の後藤優総務部長は、「今回の件は職員の間でコミュニケーションが十分にとれていれば防げたと思う。今後は職場のコミュニケーションを見直して再発防止につなげたい」と話している。
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