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株価上昇で買収が不調に!
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同時期に 旧村上系などが株式取得!
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焼津水産化学工業は10月19日、 投資事業を手掛けるJ-STARの関連会社YJホールディングス(東京)が実施していたTOBが不成立に終わったと発表した。TOBは8月7日から開始し、期間を延長し10月18日まで買い付けていた。応募株券等の総数は301万8668株で、買付予定数の下限(762万8600株)に満たなかった。
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YSKは国内市場の規模縮小やエネルギー価格の高騰などで経営環境が悪化。J-STARと協議を重ね、大胆な投資やスピード感を伴う経営には非上場化が適切と判断し、TOBに踏み切った。
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TOBは1株1137円で実施したが、TOB開始後に旧村上ファンド系の南青山不動産が焼津水株を買い増ししたほか、シンガポールの3Dインベスト・パートナーズによる大量保有も判明。
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期間中の株価はTOB価格を上回る状況が常態化した。9月19日には株価動向や応募状況を考慮し、株主に十分な検討を行うために必要な期間を確保できるよう期間を延長していた。
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焼津水は不成立の結果を受け、引き続き企業価値向上のため、調味料など国内事業の強化や海外展開の加速、新事業分野の創出を進めていくと表明。TOB成立を前提にした無配予想は修正し、2024年3月期の配当予想を前期実績と同額の24円(中間は10円)とした。
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2023年10月19日 IR 焼津水産化学工業
YJホールディングス株式会社(以下「公開買付者」といいます。)が2023年8月7日から実施しておりました当社の普通株式に対する公開買付け(以下「本公開買付け」といいます。)が、2023年10月18日をもって終了し、公開買付者より本公開買付けの結果について添付のとおり報告を受けましたので、お知らせいたします。
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旧村上系3社が、TOB開始と同時に買増しを始めた内容は、9月19日付けの保有報告書を見るとよくわかる。
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㈱南青山不動産
保有株券 1,122,700株 保有割合 9.80% 取得額 1,282,690千円
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㈱シティインデックスイレブンス
保有株券 100株 保有割合 0% 取得額 114千円
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㈱エスグラントコーポレーション
保有株券 62,900株 保有割合 0.55% 取得額 71,674千円
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村上系3者保有株数合計 1,185,700株 10.36% 取得額 1,354,478千円
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