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高さ約14mから約7.5kg!
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10月30日、倉敷市にある県営住宅の軒裏から重さ約7.5kgのコンクリート片がはがれ落ちているのが見つかった。けが人などの情報は入っていないという。
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岡山県によると、倉敷市笹沖にある県営住宅笹沖団地の5号棟の5階(高さ約14m)からコンクリート片が落下していると、住民から団地の指定管理者である東急コミュニティーに通報があった。コンクリート片は重さが約7.5kgあり、約10個の破片に壊れていた。
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県によると笹沖団地では3年に1度目視の点検を行っていて、前回、2022年8月に行った点検では異常は見られなかったという。経年劣化によるコンクリートのひび割れや鉄筋の腐食が原因とみられる。
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この建物は1977年3月竣工で、2024年度に外壁の大規模改修を行う予定だった。現在、コンクリート片が落下した場所については立ち入り禁止の措置をとっているほか、そのほかに落下の可能性がある場所については、高所作業車でコンクリートを叩き落すことにしている。
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今後、団地内の他の建物でも赤外線調査を行い危険個所については、必要に応じてコンクリートを叩き落すことにしている。
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落下したコンクリート片
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