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船の体育館として親しまれていたが!
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12社中11社が辞退・森勝一建築事務所と随契!
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解体が決まっている高松市の旧香川県立体育館は、5月10日、解体工事の設計業務に関する入札が不調に終わった。施設を所管する香川県教育委員会の淀谷教育長は16日、不調に終わったのは残念だが、解体方針に変わりはないとの考えを示した。
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(香川県教育委員会 淀谷圭三郎教育長)
「非常に残念。今後の対応を速やかに検討していきたい」
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旧香川県立体育館を巡っては、解体工事に向けた方法や費用などの設計業務について、5月10日、県が選んだ12社による指名競争入札が行われたが、入札に応じたのが1社だけだったことから、県の規定に基づいて不調となった。残る11社は、事前に辞退届を出していた。
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淀谷教育長は、次も入札が最優先とした上で、
(香川県教育委員会 淀谷圭三郎教育長)
「値段もあるし、事業者側の手持ちの仕事量の問題もある。いろいろなものがあるので幅広く考えたい」
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1964年に完成した旧香川県立体育館は、世界的建築家の丹下健三氏が設計し、文化的価値が高く評価されているが、老朽化と耐震強度不足で2014年に閉館した。
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その後、県と県教委は活用策を探ってきたが、有効な方策はなく、さらに建物が災害時の緊急輸送道路に面しているため、これ以上放置できないと県教委が2023年2月、解体する方針を示していた。
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8月30日、船の体育館として親しまれた、旧香川県立体育館の解体を行うための計画を作成する業者が、高松市の「森勝一設計事務所」に決まった。契約金額は約4455万円で、2024年3月25日までに計画を策定する。
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船の体育館の解体を巡っては、計画を作るための入札が2度にわたり不調に終わり、今回は随意契約で業者を決定した。策定される計画をもとに来年度以降、解体を実施するための入札が行われる。
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これまでに2回、指名競争入札が不調に終わった高松市にある旧香川県立体育館の解体工事の設計業務について、県は、市内の森勝一建築事務所と随意契約を結んだと発表。
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これまでに2回、指名競争入札を行ったが、入札に応じたのが、いずれも1社だけだったため不調になっていた。
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県は、指名競争入札に適さない場合は、随意契約ができるという規定に基づき、これまでに入札に応じた2社から見積もりを依頼したところ森勝一事務所だけが見積書を提出したという。
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