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農業法人「ネクストファーム」事実上の経営破たん!
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大分県臼杵市の旧県立野津高校の跡地活用事業をめぐって、複合施設を運営していた市内の農業法人が事実上、経営破たんしたことがわかった。
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臼杵市野津町の農業法人「ネクストファーム」はピーマンの生産のほか、旧県立野津高校の跡地を活用する事業に公募で選定され、複合施設を運営していました。
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民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、「ネクストファーム」は2月21日付けで事業を停止して事実上、経営破たんし、3月3日に事後処理を弁護士に一任したということです。多額の投資に対して、収益を上げられなかった「販売不振」が原因で、今後、債務整理を行っていくとみられています。
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旧野津高校の跡地活用をめぐっては、市が校舎の改修などにおよそ4億円を投じていて、去年8月以降、「ネクストファーム」に共益費や電気代などあわせて133万円の滞納金があると明らかにしている。
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半年で経営破綻した複合商業施設について、「プロポーザルの審査の仕組みが、最大の問題だった」という検証結果が報告された。
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跡地については農林業の振興や地域交流の拠点にと臼杵市が約4億円をかけて整備し、プロポーザルで選ばれた地元の農業法人「ネクストファーム」が2022年8月「大分+学園」をオープンしたが、半年で経営破綻したことから、市が設置した委員会で、事実関係や市の手続きに問題がなかったかなどを検証してきた。
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8月21日市議会の全員協議会でその結果が報告され、委員会は「プロポーザルの審査の仕組みが最大の問題点だった」と結論付けた。
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臼杵市が8月27日に開いた旧県立野津高校の跡地活用事業をめぐる住民説明会には、市民らおよそ80人が出席。
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説明会では、市が「公募の審査の仕組みに最大の問題があった」などとする、市役所内部で作った委員会の検証結果を報告。
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住民側からは「事業者に問題があると、審査の段階でなぜ見抜けなかったのか」、「公募に関する市からの情報が市報とホームページのみで、周知が徹底できていなかったのでは」、「市役所の内部だけで検証するのではなく、第三者委員会を設置して徹底的に調べるべき」などといった意見が相次いだ。
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市は27日に出た意見を取りまとめ、「今後の対応を検討していきたい」としている。
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お役所的反省で終わった。次の貸付事業を早速練り始めるだろうが、頭でっかちな武士の商法、うまく機能するだろうか。
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