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12月の開通は取りやめ!
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淺川組・堀組JVが自費で再工事せよ!
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入札への参加を6か月停止!
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和歌山県が発注したトンネルで、壁の厚さが足りない施工不良があり、開通が遅れている。
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和歌山県の串本町と那智勝浦町を結ぶ「八郎山トンネル」は、建設会社の淺川組・堀組JVが落札し、2020年9月から工事が始まった。
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令和4年6月県議会 承認
工事請負変更契約の締結について (道路建設課)
工 事 名:長井古座線(仮称八郎山トンネル)道路改良工事
元 契 約 金 額:1,968,120,000円
変更契約金額:2,038,457,300円
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トンネルは2022年9月に完成しており、照明を付けるため天井に穴を開けるとコンクリートが貫通し、県が調査をすると、壁面の厚さが30cm必要なところ、3cmほどしかないところがあり、さらに空洞になっている部分もあるという。空洞は、全体の7割くらいで発生しているという。
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県によると、請負業者は完成後、「覆工コンクリートの厚さは設計以上確保されていた」という内容の書類を提出しているという。県は2社に自費で再工事をするよう求めると共に、入札への参加を6か月間停止しました。
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トンネルは2023年12月に開通する予定だったが延期された。県は「粗雑な工事だった」としたうえで、補修工事をするなどして、トンネルの開通を遅らせる方針。
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現場は、串本町と那智勝浦町の町境をつなぐ県道のトンネルです。
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八郎山トンネルは県道長井古座線にあり、長さ711m、幅6.5m。県内大手の建設会社「浅川組」(和歌山市)と「堀組」(田辺市)の共同企業体が一般競争入札で受注した。工事費は約20億円。完成後の22年9月に県へ引き渡した。
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県の規定では県発注工事では、業者から工程完了ごとに申請を受け、職員が現場で確認するが、内壁工事では68回のうち3回しか確認せず、施工不良を見落としたという。県土整備部の福本仁志部長は「工事期間での県職員の立ち合い確認が不足していた。申し訳ない」と陳謝した。
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行政の怠慢の見本のような工事。
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