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悪質な「労災隠し」と認定!
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元請・戸田、あおみ、矢作JV!
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成豊建設とリニア長野作業所長・書類送検!
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コンクリ片落下で作業員が4週間の負傷だが、1か月近くも報告を怠った下請け業者が悪質として書類送検された。
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長野県の飯田労働基準監督署はリニア中央新幹線のトンネル工事で起きた労働災害で速やかな報告を怠ったとして、7月14日までに下請けの業者を書類送検した。悪質な「労災隠し」と判断。
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労働安全衛生法違反の疑いで地検飯田支部に書類を送られたのは東京の「成豊建設」と「リニア長野作業所長」です。飯田市の「中央アルプストンネル松川工区」の工事を担当していた。
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4月20日、本坑で重機が壁に接触してコンクリート片が作業員に当たり、首の捻挫で4週間の安静が必要と診断された。
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4日以上休む労災は速やかに報告する義務があるが、飯田労働基準監督署に報告書が出されたのは5月15日でした。
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長野労働局は動機などを明らかにしていないが、悪質な「労災隠し」と判断し、送検したという。
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今後、再発防止を求めるとともにリニア工事への監督指導を積極的に行うとしている。
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長野労働局・森孝行監督課長:
「重大かつ悪質、一般的な話ですが、隠すとか報告しないとか、そういう観点で捜査に着手して立件している」
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成豊建設では「正式な書面が届いておらずコメントできない」としている。
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一方、JR東海から県への報告は発生から1カ月余りたった5月23日。県は「報告が遅い」としてJR東海に対し、再発防止と安全教育や情報提供の徹底を要請したという。
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