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農機修理代を25万円水増し請求！
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他の取引先からも現金詐取の疑い！
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千葉県の出先機関である千葉県農林総合研究センター（千葉市）が発注した農業機械の修理代を水増し請求して現金約25万円をだまし取ったとして、県警は6月6日、詐欺の疑いで、センターの主任農業技術員、嶋田博英容疑者（57）と、農業機械販売修理会社社員、今井博幸容疑者（45）を逮捕した。この逮捕を受けて県も記者会見を開き、嶋田容疑者がセンターの別の取引先業者からも現金を詐取した疑いがあると明らかにした。
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2の逮捕容疑は2020年3月、センター発注の農業用トラクターの修理代をめぐり共謀し、実際には修理に使っていない部品の代金を盛り込み、修理代を約79万円とする嘘の内容の請求書を県に提出。今井容疑者が管理する銀行口座に振り込ませ、約25万円をだまし取ったとしている。
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県警は2人の認否を明らかにしていない。余罪も視野に入れて捜査を進めている。今井容疑者は農業機械販売修理会社の実質的な経営者で、同社はセンターの出入り業者だった。
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嶋田容疑者の逮捕を受けて、県は同日午後に急遽、記者会見。センターを所管する県農林水産部の染井健夫次長は「（法令を）順守すべき立場にある県職員が逮捕され、深くおわび申し上げます」と謝罪した。
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会見での説明によると、県は2022年9月、今井容疑者の会社とは別の取引先業者から、嶋田容疑者を通じて受注したセンターとの取引で未払い代金があるとの相談を受けた。嶋田容疑者に事情を聴いたところ、農業資材などの架空発注の取引を持ちかけて現金を詐取したと認めたため、千葉南署に出頭させた。
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捜査に協力する過程で今回の逮捕容疑の事案が判明し、県は2023年2月に被害答申書を提出したという。
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