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元課長補佐・高山賢次容疑者と堀合建設役員・堀合宏幸容疑者！
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堀合建設を1年間指名停止！
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岩手県山田町が発注する土木工事で、町内の建設会社に設計金額を漏らし落札させたとして、町の元職員の男と建設会社の代表取締役の男が5月16日逮捕された。
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官製談合防止法違反と公契約関係競売等妨害罪の疑いで逮捕されたのは元山田町水産商工課課長補佐の高山賢次容疑者（56）と公契約関係競売等妨害罪の疑いで逮捕されたのは、山田町織笠の堀合建設社長・堀合宏幸容疑者（64）。
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警察によると、山田町船越にある「公園の芝生を張る工事」。高山容疑者が2021年11月17日の入札を前に工事の設計金額を漏らし、堀合容疑者が代表取締役を務め堀合建設に落札させた疑い。
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警察は2人の認否を明らかにしていません。
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警察や町によりますと、高山容疑者は2012年4月に長崎県新上五島町から山田町に震災の応援職員の技官として派遣され、その後、正式に町の職員となり2022年3月で退職した。事件当時は工事業者に対する指導・監督や、土木工事の積算、工事の契約の事務手続きなどを担っていた。
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事件となった公園整備工事の入札には8社が参加し、堀合容疑者の建設会社が落札予定価格を下回る1848万円で落札。
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元職員の逮捕を受け山田町の佐藤信逸町長は「警察の発表に驚いている。官製談合の疑いによる元職員の逮捕は遺憾。現在詳細を確認している」とコメント。
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県警は5月16日付けで宮古警察署に46人態勢の捜査本部を設置し、金銭の受け渡しが無かったかを含め捜査を進めている。
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岩手県山田町の土木工事発注で堀合建設に設計金額を漏らし落札させたとして、町の元職員の高山賢次容疑者が逮捕された事件で、警察は16日夕方から町役場を家宅捜索した。
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警察官20人ほどは午後10時前まで町役場を家宅捜索し、関係資料を押収しました。警察に2人の関係や金銭のやり取りなどについて調べている。
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岩手県山田町が発注した土木工事を町内の建設会社に設計金額を漏らし落札させたとして、町の元職員の男などが逮捕された事件を受け、町はこの建設会社を18日から1年間指名停止とすることを決めた。
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（山田町 佐藤信逸町長）
「多大なるご迷惑をおかけしたことについて、心から深くお詫び申し上げます」
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町によりますと高山容疑者は入札の設計金額を知ることができる中の1人だったという。
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2013年から3年間、水産商工課の課長を務め高山容疑者の上司だった甲斐谷芳一副町長は、高山容疑者の勤務態度に問題はなく、技術職として震災で被災した漁港の設計や施工のほか、観光施設の設計・施工にも携わっていたと説明しました。高山容疑者は2022年3月、一身上の都合で依願退職しています。
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（佐藤信逸町長）
「入札方法等に改善するところがないか、改めて検証し改善に取り組んで参りたい」
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事件を受け町は堀合建設を18日から1年間指名停止とすることを決めた。
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この会社は事件があった2021年度に、グラウンドゴルフ場の工事を含め町が発注した7件の工事を落札していて、契約金額は合わせて6900万円に上るという。
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町内の建設会社は取材に対し事件となった工事の入札について、「落札しようと頑張っていたが、堀合容疑者の建設会社の落札価格が安くて驚いた。事件があった2021年度は、水産商工課の入札で、堀合容疑者の建設会社が多く落札していた」と話している。
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警察は17日、高山容疑者と堀合容疑者の身柄を盛岡地検に送った。
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