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4月26日・報告書公表!
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東証プライム市場に上場する設備工事大手、ダイダン(大阪市)は3月28日、複数の従業員が特定の下請け業者に架空の工事を発注する手口などで外部に資金を流出させる不正が発覚したと発表した。損害額は2014~23年度で約1億7300万円に達するという。
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同社によると、23年1月下旬に税務調査で発覚し、社外の弁護士らで作る調査委員会を設けて調べていた。
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従業員らは下請け業者への支払いの一部についてキックバックを受けていたという。4月末までに他の業者との取引でも不正がないかを調べたうえで、調査報告書をまとめて公表するという。
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ダイダン株式会社は「従業員らによる不正行為」につい社内調査委員会を設置し内部調査を行っていたが、2023年4月26日調査報告書を受領したので、その概要と今後の対応方針をお知らせいたします。と発表。
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会社名 ダイダン株式会社
代表者名 代表取締役社長執行役員 藤澤一郎
問合せ先 取締役執行役員業務本部長 亀井保男
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1. 調査により判明した不正行為の概要
(1) 本不正行為の内容
社内調査委員会による調査の結果、当社大阪本社に勤務する複数の従業員が、特定の工事下請負業者と共謀し、当該業者に対して水増し又は架空発注を行った上で、その水増し又は架空発注額の一部をキックバックとして受領し、接待交際費に費消していたこと、及び当社が当該業者に対して発注する別工事の工事代金に充てる方法等による工事原価の付替えを行っていたことが判明しました。
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キックバック不正により、2015年3月期から2023年3月期までの期間において当社に発生した損害額は、総額で約173百万円になります。
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(2) 本不正行為に関与した従業員
本不正行為のうち、キックバック不正に関与した従業員は、当社大阪本社に勤務する技術部門担当者 5名であり、いずれも工事現場において管理監督する役職(以下「現場代理人」という)で、外注発注業務の申請権限を有しておりました。
また、原価付替不正に関与した従業員は、当社大阪本社に勤務する現場代理人13 名、技術部門課長 2名、及び技術部門部長 1 であります。
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抜粋部分は以下の通り。
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