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施工者・パラダイス建設㈱!
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指名停止2ヵ月!
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佐賀市は4月13日、佐賀市文化会館西側広場の改修工事の受注業者が工事の一部を投げ出したため、完成が半年以上遅れ、10月にずれ込むと発表した。市によると、工事途中で履行不能となる事態は「前例がない」という。
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市建築住宅課などによると、工事を請け負っていたのはパラダイス建設(佐賀市、下村一王社長)。当初は2022年7月5日から23年3月17日までの工期で、駐輪場の改修など4カ所の工事を一体的に行う契約だった。2023年2月中旬、大型バスなどを駐車するスペースで雨風をよける屋根部分(69.8㎡)に関し、同社から市に「物理的にできない」と連絡があった。
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市の担当者が「物理的に」の意味に関し「工期が足りないのか」「金額的な関係か」などと尋ねたが、どちらでもないとの回答にとどまったという。
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履行不能となった屋根部分の工事のみの入札を4月4日に行い、別の業者が請け負うことが決まった。市はパラダイス建設に違約金を請求したが、施工業者変更などで現時点で予定より300万円ほど事業費が膨らむ見通しとなった。
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市は、5月13日にオープンを控えるSAGAアリーナなど一帯を佐賀県と連携して整備してきた点にも触れながら「工期に間に合うよう進めてきた事業。想定外の対応となり困惑している」と話した。
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市は、14日から2カ月間、同社を指名停止処分にした。
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