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垂れ込み投書は内部からか・下請からか!
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製造から納入までの、どの地点で加水したのか!
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畿北アサノコンクリート工業株式会社
福知山市字岩間17-1
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国土交通省福知山河川国道事務所と京都府は3月8日、京都府福知山市で実施した由良川の堤防整備や護岸工事など4工事で、水の配合を偽ったコンクリートが不正に使われていたと発表した。現段階で不具合は確認されていないという。
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同事務所などによると、不正を行ったのは同市の生コン会社「畿北アサノコンクリート工業」。2021年10月から22年12月にかけて行われた工事で、同事務所などが仕様書で求めた「水セメント比60%以下」ではなく、60%を超すコンクリートを納入していた。堤防内部の護岸や水路、土石流の侵入を防ぐ砂防えんていの建設に使われた。
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水セメント比の値が大きいほど水の量が増えるため、コンクリートの強度が小さくなるといい、同事務所などは構造物の耐久性に問題がないか調べている。
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2月下旬に不正を知らせる封書が府に届いて発覚した。畿北アサノ社は同事務所などに対し「不正は知らなかった」と話しているという。
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会社は「加水不正を知らなかった」という。
官庁から要求された配合要求に基づき、機械練をするわけだから、簡単に加水製品を作れない。
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出荷管理
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加えて、製品検査のためのテストピースを作り、データを残すのだから、出火時点前に加水は無理だろう。
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テスト
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出荷の運搬途中で加水するか、ポンプ車打込み時に加水するかしかない。下図でいうなら、2~3のアイだということになる。
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工程
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設計値より水が多いと生コンが軟らかくなる。軟らかい生コンの方が施工は早く進行するが、多くの問題が出てくる。
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コンクリート強度は水とセメントの割合(水セメント比)によって決まり、セメント量が同じなのに水が多いと水セメント比が大きくなる。通称シャブコンと言われ構造物の強度の低下を意味する。
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生コンは適切なセメント量、単位水量、骨材量によって粘性を保っているのだが、施工性を上げる目的で設計値よりも多くの水が入った生コンクリートは、この粘性が弱くなり、ポンプ内で材料の分離、閉塞が起こり圧送管の内部やホースの内部で詰まる可能性が高まり、施工性の低下を招く。
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強度の低下のみならず、打ち込み後に硬化を始めたコンクリートがブリージングの影響から沈下を生じたり、ひび割れを起こしやすくなる。
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生コン打ち込み
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うかつなことは書けないが、バッチャープラント時に手動操作でセメントを少なくする。ポンプ車打ち込み時に加水する。ことだって出来る。
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見た目だけでは分からないのが生コンだ。
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