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   .2023.02.25.
  AI開発の速度が加速中:遊びから一般人へ、そして企業に!
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企業が使うときのAIは競合相手の弱点調査、攻撃用か!
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 AI開発のスピードがものすごい速さである。AIの時代が来たというが、いま緒についたばかりではないのか。
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 近年の開発スピードは倍々ゲームのような勢いである。最大の原因は、大手IT企業のAIが次々とオープンソースとして一般公開されるようになったことが大きいと言われる。
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 あるプログラミングのコードを不特定多数に公開し、誰でも自由にコードをコピペしたり、独自に改変してオリジナルのプログラムに組み替えてしまうことができる(オープンソース化)からで、プログラムにオンのない人でも、ソースの組み換えが可能なところにある。
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 会社でいうなら、過去の経理データから次期の売上予測をする売り上げ予測AI、チャットボットAIなど様々なAIモデルが商店、製造業、医療、建設業と他分野に広がっている。
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 米国では、自動会話システム「チャットボット」という機能が、ネット上のコミュニケーションで使われ、今では定着している。
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 AIの開発は難しそうに思えるが、いくつかの段階に分けて各工程を見てみると、基本的にはコードの集合体であるプログラムの1つであり、私たちが目にするAIは、何か1つの業務に優れた能力を発揮する特化型AIなのである。
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 テキストコミュニケーションであったり、画像認識であったり、統計予測であったり、ほぼ単体使用なのであるが、複合的利用をを可能にする「Python」というプログラム言語が出て以来、ディープラーニング(目的とデータのみを与えデータの処理方法はAIに任せる)と呼ばれる機械学習(特定の目的とプロセスとともにAIへ大量のデータを与え、自主的にデータを処理できるよう促す)に数段の進歩を与え結論を導き出す。
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 AIの強いところは完成後も自律的に学習を進めていくことができるところにある。それは、AIサービスを利用する頻度が多ければ多いほど、新たなデータを取得し、精度を高められるからである。
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 コロナ危機以来、平常時の2年分のデジタルトランスフォーメーション(DX)の変化が一気に起こったとい合われるが、半導体を中心としたAIのインフラ企業、AIの様々な機能をソフトウェアやアプリの形で提供する企業、AIを活用して本業に磨きをかける企業が高い成長を続けている。
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 フォーブス2020年調査によると、世界の企業では40%が何らかの形でAIを導入しているという結果が出ているが、日本の企業では4.2%程度にとどまっている。
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 AIサービスの開発は今後も新しい企業が参入しAI業界は活況を呈するであろうが、個人も企業もこの10年は広く浸透し、どのように取り入れ、どのように利用し、企業発展に使うかにあるでしょう。
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 本紙などが掲載しているWeb記事も、記事用の単語を幾つか並べ、起承転結を含めた文章をAIに語りかけることで、立派な文章を作り上げ、OKと返事出すと、Netに掲載されるという事になるのだろう。
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 いまでもChatGPT(チャットジーピーティー)というOpenAI社(※工知能の研究開発を行う非営利団体)が開発したGPT-3という大規模言語モデルを使った文章生成AIがあるのですから。
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 OpenAI社は、SpaceXやテスラ、そしてTwitter買収で有名なイーロンマスク氏が共同設立した会社(マスク氏は現在離れている)ですが、Googleの検索が不要になり、調べたいことはなんでもChatGPTに聞けば、全世界の膨大なデータ量から自動で検索して、それを要約して精度の高い回答を得ることができるようになるのだろうか。開発競争はとどまるところを知らず、GoogleはBardという会話型AIを発表しており、最終は「企業が利用する」という面で決着がつくのかもしれない。
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 ChatGPTに対して、「ChatGPTにはどのような機能がありますか」と質問した結果が以下のような内容だという。
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 ChatGPTは、自然言語処理技術を用いて、以下のような機能を持っています。
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 質問応答:ユーザーからの質問に対して適切な回答を返します。一般的な知識や専門知識に関する質問に対して、高い精度で回答を提供します。

 チャットボット:ユーザーと対話し、問題解決や情報提供を行います。あいさつやおしゃべりから、予約や注文などのタスクまで、幅広い場面で活躍します。

 翻訳:複数の言語間での翻訳を行います。日本語から英語や中国語、スペイン語など、多言語に対応しています。

 要約:長文を要約し、要点を把握できるようにします。ニュース記事や論文などの長文を短くまとめたり、複数の文章をまとめて要約したりします。
自然言語生成:指定された条件に合わせて文章を生成します。文章の体裁や内容、トーンなどを指定して、自動的に文章を生成します。

 感情分析:文章から感情を判断し、ポジティブ・ネガティブなどの評価を行います。商品レビューやSNSの投稿など、様々なテキストデータに対して感情分析を行います。

知識ベース検索:あるトピックに関する情報をまとめた知識ベースを検索し、適切な情報を提供します。例えば、医療や法律、ビジネスなどの分野に特化した知識ベースを構築し、適切な情報を提供します。
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 日本の企業はAIを取り入れるだろうか?
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 目の前に便利な時代が来ているのだが、見ようによっては、味気のない世界が待っているのかもしれない。機械に頼りすぎ人間本来の思考を巡らす能力が減退した先に何が起こるのか、、、。
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