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バイデン米大統領は2月20日、ウクライナの首都キーウを電撃訪問した。米大統領は通常、警備の観点から、外国を訪問する際でも専用の航空機やヘリコプター、車両を使うが、今回は約10時間の鉄道利用など異例の旅路となった。
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バイデン氏は当初、米東部時間20日夕に米国を出発し、ウクライナの隣国ポーランドに向かう予定だったが、17日、数カ月間検討してきたキーウ訪問を決断。バイデン氏は19日午前4時15分(以後は全て現地時間)に大統領専用機(エアフォースワン)で秘密裏に米ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地を出発した。19日夜にメディアに伝えられた予定では、バイデン氏はまだ米国にいて「20日夕に出発」と説明されていた。
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ロシア侵攻1年を直前に控え、米国や西側諸国は一致してウクライナを支援しますよという態度を、ウクライナを訪問することで示したということなのであろう。
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2021年がおわり、2022年の年明け早々、NATO・米とロシアの協議は一進一退、ロシアにしたら国共添いの旧ソ連邦の構成国が次々とNATO陣営に加入し、対欧州、対米の軍事壁が無くなれば自前で防衛軍備を増強する必要に迫られている。
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軍事同盟国ではないが、北欧2国の動きやインド、中国とてロシアがNATO・米国と全面戦争になったとき、同盟国として組んでくれるという保証はない。
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米国も北朝鮮、台湾、中近東イラン等との緊張感にも目を向けていないと何が起きるか分からない。核ミサイルを所有するロシアと全面対決は避けたいという一点が対ロ戦略に強硬策を採用できない。
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世界情勢は、大国の思惑でかき回される。オバマ大統領の対話戦略が以降の米国の弱腰戦略へと続いている。バイデンもその流だが、ウクライナ問題は今後の米国戦略の一端を占えるかもしれない。
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2022年
1月1日(土)
首脳会談電話 米露 ウクライナ協議難航
制裁巡り応酬
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1月1日(土)
ウクライナ情勢
米露緊迫で越年 今月に高官協議予定
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1月3日(月)
バイデン氏 露侵攻なら制裁
首脳電話会談で警告
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1月4日(火)
首脳会談電話
露 侵攻なら断固たる措置
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1月5日(水)
ウクライナ 国境地帯
対ロ警戒加速
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1月8日(土)
NATO ウクライナ支持一致
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1月9日(日)
NATO 露と協議控え
加盟国・ウクライナ支持一致
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1月10日(月)
米・露との協議 進展可能
ミサイル配備や東欧などでの軍事演習制限・米
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1月11日(火)
露・親露派に自治権 履行迫る
強硬姿勢崩さず
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1月11日(火)
米露進展なし 再協議へ
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1月13日(木)
NATO 露に緊張緩和要求 高官協議
露 国境近くで軍事演習
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1月15日(土)
米露再協議 見通せず
米補佐官 緊張緩和進展なく
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