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   .2023.01.20.
  御所市・火葬場汚職:贈賄側・起訴内容を認める!
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火葬場工事めぐる汚職事件!
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贈賄側元会長ら起訴内容認める!
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 奈良県御所市が発注した火葬場建設工事をめぐる汚職事件で、大阪地検特捜部は2022年10月11日、加重収賄罪で同市議の小松久展容疑者(70)を起訴した。建設会社「ゴセケン」(同市)の西本登美雄元会長(73)、中本喜則元社長(57)も贈賄罪で在宅起訴した。
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 小松容疑者は、ゴセケンなどの共同企業体が火葬場建設工事を受注するという業者間の合意を知りながら、2020年7月に市議会で関連議案に賛成した。その見返りに、21年6月と同12月の2回にわたり、西本元会長らから現金計7500万円の賄賂を受け取ったとされる。
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 西本元会長が受注調整を考案し、19年2月、別の建設業者と親しかった小松被告に依頼した結果、ゴセケンが代表企業の共同企業体(JV)が火葬場事業を約24億6600万円で受注したと説明。西本元会長らは20年7月ごろ、賄賂の額を受注額の3%にすると決め、架空の請求書で作った裏金を原資にしたと述べた。
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 2023年1月19日、大阪地方裁判所で開かれた初公判で、西本元会長と中本元社長は起訴内容について、「そのとおりです」と認めた。
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 検察は冒頭陳述で「被告らは、確実に受注するために、市や議会に影響力のある小松議員に依頼して、もうひとつの有力な業者がほかの工事を受注する代わりにゴセケン側が火葬場の工事を受注する調整をしてもらった。架空の請求書を発行して会社から裏金を捻出し、小松議員の事務所で現金を渡した」と指摘した。
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次の裁判は、ことし3月10日に開かれる予定だが、加重収賄の罪で起訴された小松議員の裁判の日程は、まだ決まっていない。
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