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   .2023.01.04.
  新幹線工事:残土問題で完成時期は遅れる一方!
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北海道新幹線・残土処分が決まらず4年遅れに!
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北陸新幹線延伸問題・いつ着工できるか分からない!
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 人口減少の中、地方が早急に来てほしい?と願っているのか、政治的以降が働いてなのか、新幹線開通を願う記事が出てはいるが、望んでいるのは主要中間駅であり、最終到着駅が特別熱望しているわけではない。
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 各JRが抱える赤字は国鉄時代の赤字を今でも背負いながら、主要新幹線工事に熱を入れている。在来線の選別淘汰・廃線をしながら新幹線を作ってみても投下資本を償却できるほど乗客はいるのであろうか。
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 リニア新幹線は静岡県川勝知事がアルプストンネルの着工に難癖をつけている。トンネル廃土に関しては、新たな問題であるが「水問題で川勝知事は難癖をつけている」のが現在進行形だ。
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 北陸新幹線は敦賀まで完成するが、その先小浜市経由で京都市に入る路線が地域住民の反対で揉めそうだ。加えて京都市域は地下トンネルが予想され、排出土を何処に積むのかが大問題になりそうである。
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 同じように北海道新幹線(函館市・小樽市付近を経由して札幌市に至る路線)が2035年開業に向け工事中(新函館北斗・札幌間の線路延長は約212kmであり、平成24年6月に工事実施計画の認可を受け、新青森・新函館北斗間の開業から概ね20年後の完成を予定して工事に着手したのであるが、札幌駅に至る新小樽間の札樽トンネルがトンネル廃土の処分先問題が当初予定ちから拒否され、この4年間暗礁に乗り上げ札樽トンネル工事がストップしている。
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新聞ニュースでは、
北海道新幹線の札幌延伸に伴い札樽トンネルの工事で出る残土。このうち受け入れ先が決まっていなかった「石倉工区」の残土について小樽市は市内の張碓地区で受け入れる方針を固めました。
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2020年11月に始まった札樽トンネル「石倉工区」の工事は残土の受け入れ先が決まらず、2021年12月から中断しています。
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工事を担当する鉄道・運輸機構は当初、残土を小樽市朝里地区の斜面に盛り土する計画でした。
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しかし、土に有害な重金属が含まれているとして周辺住民が反対し、小樽市が鉄道・運輸機構に再考を求めていました。これを受け、鉄道・運輸機構は新たな搬入先として小樽市の張碓地区を選定。市は「地元から一定の理解を得られた」として受け入れる方針を固めました。
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残土の運び込みは早ければ2023年3月にも始まる予定です。という内容である。
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札樽トンネルは26,230mという長大トンネルであり、新青森側起点位置が333.100km、終点位置359.330mとなる。札幌側の一部が開削工法であり、この部分の工事広告、発注はまだで、5工区の距離とトンネル長さは異なるようだ。
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札樽トンネルの各工区の施工者は、
札幌工区 8,406m 大林・東亜建設・大本・みらい・丸彦渡辺JV
富丘工区 4,500m 飛島・梅林・松谷・高橋JV
星置工区 4,400m 鹿島・岩田地崎建設・荒井建設・森川組JV
銭函工区 4,000m 岩田地崎・荒井・森川・道興JV
石倉工区 4,504m 大林・岩倉・菱中・福津JV
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石倉工区は札樽トンネルの新青森側出口と、それに接続される路盤部分の工事を含む区間で、朝里川温泉地区に出てきます。そして、朝里川橋梁を建設し、次の朝里トンネルに繋がっていきます。
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 札樽トンネル石倉工区は、大林・岩倉・菱中・福津JVが担当しているがこの1年ほどスタンバイ状態である。専門工事業者もスタンバイ状態であるのは経済的にも過酷であろう。
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 廃土処分問題は、トンネル工事にはつきものである。最近の自然由来の重金属含有が公表されてから、残土・廃土置き場の受け入れ問題に大きな傷害となっていることも事実だ。
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 飲用として一生飲んでも安全だと言いながら、基準値を公表している数値を見て、一般人は安心できるだろうか。
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 北陸新幹線大阪への延伸問題は、一体いつになるのであろうか。社会情勢や必要頻度からみて、京都までの工事は最低でも15年先、大阪までは30~35年先になるのではないだろうか。
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 時間が経過し、着工が伸びるたびに、地元負担金は高くなる一方であり、地元反対の声も大きくなる。
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