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贈賄側の業者は時効!
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談合体質は抜けきってない!
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埼玉県三郷市が発注した配水場の工事を巡って予定価格を事前に業者に漏らし、見返りとして飲食店などで接待を受けていたとして市の水道部の51歳の係長が逮捕された。
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同市によると、官製談合防止法違反と加重収賄の疑いで逮捕された市水道部施設課主幹兼施設係長の宮城真司容疑者(51)は、解散した県水道協会の元職員で当時、三郷市の水道事業を担当していた。
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宮城真司容疑者は2018年8月、三郷市水道部が発注した配水場の工事の一般競争入札で予定価格に近い金額を水道工事会社の社員に漏らして落札させ、その見返りに飲食店やゴルフ場で約7回にわたり、11万円相当の接待を受けた官製談合防止法違反と加重収賄の疑いが持たれている。
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宮城容疑者が、担当した入札事業は施設係長に昇進した18年4月から今年11月までの約5年間で24件。うち事件となったのは18年8月の配水場機械設備の更新工事に関する一般競争入札だった。贈賄側の業者の容疑は時効が成立。
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県警は同日午前、宮城容疑者を官製談合防止法違反と加重収賄の容疑で、さいたま地検に送検した。
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木津雅晟市長は同日、会期中の本会議の議場で、出席した議員を前に謝罪。事件の概要と今後の市の対応などを報告した。それを受け、正副議長が、事件の全容把握や再発防止の徹底について市に要請。今後、議会として対応を検討することにしている。
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同市などによると、宮城容疑者は14年4月に市に技術職で中途採用され、水道部施設課に配属。18年4月に施設係長として企画設計など業務全般を総括。同課の入札業務も担当するようになり、予定価格を知り得る立場にいた。
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入札には合わせて4社が参加し、市の予定価格が約4億4000万円なのに対し、この水道工事会社は4億3800万円で落札していた。
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宮城容疑者は三郷市の職員になる前から水道工事会社の社員と知り合いで、予定価格を接待を受けた飲食店の中で伝えていたとみられている。
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警察は宮城容疑者の認否については明らかにしていない。
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埼玉県三郷市が発注した配水場施設工事を巡る汚職事件で、贈賄側の業者が、2020年6月にも別の工事(契約額973万円・税込み)で落札していたことが12月6日分かった。落札率は98.33%だった。
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