.2022.12.14.
  岩手・軽米町:旧県立病院跡地から廃棄物!
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土地購入の軽米町・賠償求める裁判!
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岩手県は争う姿勢!
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 旧岩手県立軽米病院の跡地から大量の医療系廃棄物が見つかったとして、土地を取得した軽米町が県に対し、撤去費用などの支払いを求めている裁判の準備手続きが12月8日から始まった。
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 裁判の準備手続きは非公開で行われている。
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 訴状などによると、町は複合施設建設のために取得した旧県立軽米病院の跡地から2020年、大量の医療系廃棄物が見つかったとして、県に対し撤去費用など約1億9532万円の損害賠償を求めている。問題の土地は、1969年まで「旧県立軽米病院」があった場所。
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 軽米町は、病院が移転されたあとこの土地に町立の図書館や公民館などが入った公共の複合施設「仮称・かるまい交流駅」を整備するため、2017年にこの土地を所有者から購入し、2年前に着工した。
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 町によると、着工直後に、敷地内から注射器や注射針など大量の医療廃棄物が埋められており、また、環境基準を超える鉛の成分が確認されたことから、廃棄物の撤去などのため工事の中断を余儀なくされたという。
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 町代理人によると、県側は12月8日「廃棄物処理法が制定される前で合法だった」などとして全面的に争う方針を示した一方「道義的責任として一部負担を検討できる」と述べたという。
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 感染などの恐れがある医療廃棄物の処理を、許可を受けた業者に委託することを義務づけた「廃棄物処理法」は、病院が移転した翌年の昭和45年に制定された。
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 次回の準備手続きは2023年2月2日に開かれる。
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