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万博建設費「間違いなく上がる」 大和ハウス芳井社長!
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関経連・松本正義会長 予算内で収めるのは困難!
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大和ハウス工業が11月10発表した令和4年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比10.7%増の2兆2613億円で中間期として過去最高を更新。最終利益は原材料価格の高騰などが響き、1.5%減の1059億円となった。
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11月10日の決算会見で、上振れが懸念されている2025年大阪・関西万博の約1850億円の会場建設費について、世界的な原材料価格の高騰を踏まえると、「(現在の想定額よりも)間違いなく上がると思う」と述べた。
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大和ハウス芳井敬一社長は「(建設計画の)中身を見ていないので1850億円が適正かどうかの判断はできない」とした上で、自社の業績も原材料価格高騰の影響を大きく受けたとし、会場建設費について「計画が作られたときの設計、積算から必ず上がる。下がることはないと思う」と語った。
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会場建設費をめぐっては、関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)が11月7日の定例会見で、約1850億円に収めることは困難との認識を示し、上振れを容認する発言をしている。芳井氏は、建設費の上振れに関し、「容認するかしないかといわれると分からない」と話した。
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