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熱海の災害受け兵庫県が調査!
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2005年以降、神戸市内の北区山田町下谷上の山中にある違法な盛り土が、土砂が流出する恐れがあるとして、兵庫県と神戸市は10月26日午後、行政代執行に着手した。
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兵庫県によると、土地の所有者ではない北区の65歳の男が、遅くとも2005年ごろから無許可で残土を運び込んでいたみられる。
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2021年7月に起きた、静岡県熱海市での土石流災害を受けて、兵庫県が行った盛土総点検の結果、土砂が近くの住宅や国道まで流れ出す恐れがあることが判明。
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県は残土を運び込んでいた男性に対し、再三にわたり盛土の撤去などを指導・命令してきましたが、応じなかったことから行政代執行に着手しました。
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今後、約4か月かけて、推定盛土量約17万m3とみられる土砂の流出を予防する工事を行う。 費用の約5000万円は投棄者の男に請求する。
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静岡県熱海市で2021年7月に発生した土石流災害を受け、兵庫県と神戸市は、同市北区山田町の山間部にある違法な盛り土について、土砂流出を予防する工事の行政代執行に着手した。同災害後の総点検で、盛り土が道路や人家に到達する危険性が高いことが判明した。
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この日は、県と市の担当者が代執行の開始を宣言し、工事の範囲を示すバリケードを設置した。工事は約4カ月かかる見通しで、高さ1.5mの土留めを総延長152mにわたって設置するという。
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県は2005年から盛り土の存在を確認していて、盛り土を行った神戸市北区の男性に、少なくとも20回以上、是正指導や、土砂の流出を防ぐ工事の実施などを求めてきましたが、男性が命令に従わなかった。
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17年間20回も文書を出してウダウダやっているのは行政の特徴。5~6も経つと責任者も代わり、文書だけが残る。担当課の人間も大半が他部署に移転し、まさに責任の所在があいまいになり、熱海のように犠牲者が出て初めて本気になる。全国いたるところで起きている怠慢行政は、犠牲者が出ても責任回避に大わらわだ。
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