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送電ケーブル等の環境事業目標・1兆円へ!
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ドイツ
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住友電気工業は7月26日、英国とドイツを結ぶ国際送電ケーブルを受注したと発表した。同ケーブルは風力発電などの再生可能エネルギーを両国間で融通することなどに使われる。受注額は明らかにしていない。
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国際送電ケーブルの直接契約社であるイタリアの電線メーカー、プリズミアングループから受注した。英国とドイツを結ぶ今回の国際送電ケーブルはプリズミアングループや関西電力などが出資する民間プロジェクトだ。住友電工は525キロボルト超高圧直流ケーブルで長さは約150キロメートルに及ぶケーブルを受注した。今後、同社の大阪製作所(大阪市)で製造する。
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住友電工は再生可能エネルギーが普及するにつれて長距離送電の需要が国内外で高まるとみている。2030年度までに送電ケーブルを中心とする環境エネルギー事業の売り上げを現状の約8300億円から2000億円増の1兆円超とする目標を掲げている。
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また、英国-ベルギー国際連系線 ── 英国およびベルギー発の再生可能エネルギーを利用しCO?削減に貢献すると同時に、両国間で、安定かつ安価な電力を供給することを目的とする。住友電工は、National Grid社(イギリス)とELIA社(ベルギー)による合弁会社Nemo Link社と2015年に契約を締結し、このプロジェクトで欧州の連系線市場への初参入を果たした。全長約140km、北海をまたぐ海底区間130kmに「直流XLPEケーブル」を製造・敷設。送電電圧は400kV。当時の世界最高電圧を更新し、2019年2月から運用を開始している。
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そのほかにも、海外受注に以下の案件が施工中である。
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受注Map
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ドイツ-デンマーク国際連系線(KONTEK)
他励式(LCC)変換器と400kVクラスの直流XLPEケーブルの組み合わせで採用されたのは世界初
受注:2021年
完工予定:2023年
最高電圧:±400kV
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イギリス-アイルランド国際連系線(Greenlinkプロジェクト)
再生可能エネルギーの国家間融通による負荷平準化
受注:2021年
完工予定:2024年
最高電圧:±320kV
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UAE国内 超高圧直流送電設備(Lightningプロジェクト)
中東地域初の超高圧直流XLPEケーブル
受注:2022年
完工予定:2025年
最高電圧:±400kV
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中東で再エネ送電線 200億円で受注
2022年2月8日
住友電気工業は中東のアラブ首長国連邦(UAE)で送電線を約200億円で受注した。本土から沖合の油田に再生エネルギーを送るためのもの。中東では財政を石油に頼る国が多いが、世界的な脱炭素の流れで資源採掘の際に排出される温暖化ガスを減らす送電線の需要が高まっている。
アブダビ国営石油(ADNOC)の最終的な投資決定を待って、2023年3月期に生産を始める。稼働は26年3月期を見込む。
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フィリピンで海底ケーブル43億円で初受注
2022年3月16日
古河電気工業は16日、フィリピンで変電所間をつなぐ海底ケーブルの敷設を受注したと発表した。受注額は約43億円。フィリピンの電力工事会社エスエルディベロップメントコンストラクション社(SLDCC)と共同でケーブルの生産から請け負い、2023年の完工を目指す。古河電工がフィリピンで海底ケーブルを受注するのは初めて。
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フィリピン国営の送電会社NGCPから受注した。電力需要が高まっているセブ島とマクタン島にある変電所間を海底電力ケーブルで結ぶ。古河電工はケーブルの製造や点検・修理のためにケーブルの温度を常時監視するセンサーを納める。敷設は工事会社のSLDCCが担う。
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古河電工はアジア地域の海底ケーブル事業の拡大に力を入れており、20年にはインドネシアで送電用海底ケーブルを約110億円で受注していた。
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