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岡田容疑者は否認・従業員は指示された!
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山中に約5000t不法投棄か!
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解体工事で発生したがれきなどの産業廃棄物を兵庫県内の山中に不法投棄したとして、産廃業者の元役員らが逮捕された。
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廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたのは兵庫県加古川市の解体業・「シェア」の元役員、岡田直樹容疑者(56)ら5人。
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ほかに逮捕されたのは、同市平荘町の会社員、浅野陽之(31)▽同市米田町の無職、久保拓也(34)▽同市志方町の解体業、山脇清志(67)▽高砂市時光寺町の会社員、石坂勝則(64)-の4容疑者。久保容疑者と石坂容疑者は容疑を認め、浅野容疑者と山脇容疑者は容疑を否認しているという。
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警察によると2021年9月、岡田容疑者は自身が役員を務めていた産廃業者の従業員らと共謀し、マンションなどを解体した時に発生するコンクリートやガラス片などの産業廃棄物約82トンを兵庫県加西市山下町の山林にダンプカーで運び不法投棄した疑い。
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岡田容疑者は、2021年9月1日にも、従業員の男2人と共謀して、がれきなど合わせて12トンを加西市の山中に捨てた疑いが持たれており、警察が別の産業廃棄物の不法投棄を捜査する中で、加西市の山中に捨ててあったがれきを発見したという。
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取り調べに対して岡田容疑者は「分別のために運んだと思うので投棄したかはわからない」と容疑を否認する一方、従業員の一部は「会社の指示でゴミを運び込んだ」と話しているという。
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投棄された山林には約5000トンのがれきが溜まっていて、警察は今年2月に同社を家宅捜索。現場の状況や押収した書類の分析などから、少なくとも2年前から岡田容疑者らが不法投棄していたとみている。
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