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“競馬”の広告めぐり!
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岩手県庁に家宅捜索!
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警察は7月28日午前、収賄の疑いで県競馬組合業務部長で盛岡市向中野の齋藤和博容疑者(60)を、また贈賄の疑いで仙台市の広告会社・東日本朝日広告社の社長、菅原勝朗容疑者(61)と営業担当社員で盛岡市本宮の中條智之容疑者(55)を逮捕した。
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関係先として岩手県庁にも家宅捜索が入った。岩手競馬の広告宣伝をめぐり広告会社から飲食の接待や商品券などの賄賂を受け取ったとして、県競馬組合の業務部長の男が逮捕された。贈賄の疑いで広告会社の社長と社員も逮捕されている。
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28日午後4時ごろ、県庁を県警の捜査員9人が訪れ、岩手競馬を担当する競馬改革推進室を家宅捜索した。
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岩手競馬の広告業務をめぐり飲食接待を受けたなどとして県競馬組合の男が逮捕された贈収賄事件で、組合は28日夜記者会見を行い、陳謝しました。
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警察によりますと県競馬組合業務部長の齋藤和博容疑者は、2019年1月からことし4月上旬までの間、岩手競馬の広告宣伝などの業務委託で東日本朝日広告社に便宜をはかり、その見返りとして日本料理や焼肉などの飲食接待のほか商品券、洋酒、高級メロンなど合わせておよそ十数万円相当の賄賂を受け取った疑いが持たれている。
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東日本朝日広告社はおよそ5年間(警察発表。東日本朝日広告社の説明では7年間)岩手競馬の広告宣伝の業務を請負っていて、齋藤容疑者は企画コンペの審査や委託先の決定に携わっていたということです。警察は3人の認否を明らかにしていない。
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(県競馬組合 滝山秀樹副管理者)
「1人の採点で恣意的に決まることがない仕組みとしているところ。委託先の決定や契約過程での不正というのはないのではないか。どういった権限に対する収賄なのかというのが今段階でははっきりしない」
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企画コンペの事前説明会には毎回、複数の広告会社が出席していますが、実際に応募していたのは、少なくとも2020年度以降、東日本朝日広告社の1社だけでした。説明会に出席したことがある県内の広告会社の担当者は、「コンペの仕様書は専門的な情報と知見がないと提案が難しく、採用される気がしない。実績がある広告会社が有利だ」と話しています。
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県競馬組合によりますと、昨年度「齋藤容疑者が、広報関係者と飲食をともにしている」と匿名での電話が県競馬組合に寄せられた際、当時、本人は否定していたということです。
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弁護人によると齋藤容疑者は容疑を否認しているという。
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