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認めた業者に再施工を指示!
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名古屋市上下水道局・業者を文書で厳重注意!
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名古屋市上下水道局が発注した、水道工事に絡む道路復旧の舗装を巡り、2020年度に施工された瑞穂区の複数の現場で「手抜きがある」と外部から指摘があり、調査した同局が、業者が認めた2カ所について再施工を指示していたことが分かった。同局は業者を文書で厳重注意した。
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同局南部管路センター(緑区)によると、再施工されるのは、瑞穂区の本願寺町3丁目の約200㎡と田辺通5丁目の約30㎡。これまでに通行上の問題は起きていないが、天白区の元請け業者側の負担で19日以降、7月末までに実施される。
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南部管路センター
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同局の仕様では、雨水による路盤の土砂の洗い流しを防ぐことや、アスファルトとのなじみを良くするなどの目的で、路盤上に乳剤を散布する必要がある。しかし、この業者は乳剤をわずかな部分でしか使わず、使った場所の近景写真を同局に提出し、全体で使ったように見せかけていた。
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指摘に対して、業者側は「散布する機器の調子が悪かった」「強い風の影響で乳剤を周辺にまき散らす恐れがあった」と釈明したという。
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同局によると、元請け業者は20~21年度、瑞穂区で年間約400件の道路復旧を担い、うち約90件は乳剤が必要な施工方法。「手抜き」の指摘は2021年11月にあり、同局は、指摘にあった「常習化の疑い」も検討したが、全工事の調査は「現実的ではない」などとして見送った。業者が認め、再施工の意向を示した2カ所について指示した。
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同局は今後、この業者が提出する施工報告の写真については、近景ではなく全景での報告を求める方針。
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元請け業者は取材に対し、「下請けからの写真で適正に施工したと思っていた。重く受け止め、市民生活に影響がないよう再発防止を徹底する」と話した。
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