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報道が民主主義の危機と!
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奈良県警の不手際糾弾から!
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旧統一教会と政治家の癒着追及に変化!
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安倍元総理が7月8日、奈良市で演説中に銃弾を受け、非業の死を遂げた。10日には参議院選挙があり、与党が圧勝した。
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撃たれ救急車で運ばれる最中に心肺停止の報が流れ、ドクターヘリで県立病院へ転送されたが手当ての甲斐もなく死亡した。
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国民は、ケネディ米大統領がテキサスで狙撃され死亡した情景を思い出したであろう。まさに日本版狙撃事件である。
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死亡報道の初期は、民主主義の根幹を揺るがすとか、民主主義への危機だという報道が目についたが、その後に続いたのは「奈良県警に対する警護の甘さ」であり、この報道は今でも続いている。
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襲撃犯・武山の警察発表は母親が宗教に金をつぎ込み破産した。にはじまり、「特定の宗教団体に恨みがあり、安倍元総理がつながっていると考えて犯行に及んだ」と供述している発表。宗教団体に注目が集まり始めた。
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報道陣は、旧統一教会だという事を知りながら、団体名には触れず、親族の話しを掘り下げて行ったが、週刊誌は旧統一教会だということをネット上でも報道し、一般紙もようやく取り上げ始めた。
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奈良県警の報道陣への発表は、取り調べの内容が次々とリークされ、異常なほど発表数が多くなっている。
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報道も警察発表に追従し、銃撃犯武上の私怨にカーブを切っている気配がある。国民は、いまでも現地に献花し冥福を祈るとともに、悲劇的な死を可哀想としてみている。
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事件の真相が客観的に報道される間に、警察当局の報道が優先され、呼応されるように岸田首相が安倍氏の葬儀を「自民党葬」ではなく「国葬」にすると発表。
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野党は一斉に反対を表明し、自民党内でも反安倍派の冷や飯議員は異論を唱え始めている。
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ここ数日、新型コロナ変異株が急激に蔓延し始めているが、政府はワクチン接種を進め、夏休み期間中は外出制限を決めたくない魂胆だ。
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岸田首相は国葬やコロナ対策で国民の反発を誘発させたくない。国民感情の流れが、このまま岸田内閣の流れを容認するのか、反発するのかは8月のお盆まで様子を見なければ分からないが、国葬を無事出来るなら、衆議院解散に打って出るかもしれない。
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政界は、口と腹は別ものだから。
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