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押収と並行し関係者を呼び出しているはず・地検特捜部!
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6月23日、大阪地検特捜部が御所市の火葬場建設プロポーザル入札で、「入札を妨害した疑い」があるということで、市役所をはじめ入札関連会社に家宅捜索をした。
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地検特捜が大々的に動いたのだから「それなりの証拠」或いは「落札直後の情報」があって着手したと思われるが、契約は2020年7月に結ばれ、2021年11月に着工している。
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家宅捜をするまでに、約2年という年月があり、その間、特捜はあらゆるチャンネルで情報を収集し、裏付けを取っていたのだろうと推察できるが、各報道機関に対する捜査情報の片りんも漏れてこないのは少々奇異な感じがする。
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今回の特捜の狙いは、御所市役所の事業推進室なのか、市長なのか、市会議員なのか、落札したJV代表会社なのか、まるで見えてこない。
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もしかすると、応札2JVのうち、1JVが辞退したという現象面を捉えるなら談合かもしれないと疑う。なぜなら、火葬場建設には遺体焼却システムと築炉があり、火葬場業界の専門業者は何十社もない。従来はロストル式だが、現在の主流は台車式となっている。
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火葬炉業者といえば、㈱宮本工業所(富山市)が全国600件以上の納入実績でシェア90%という状態。
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このような寡占状態の中、火葬炉メーカーが採用されるのは、政治的な背景(市会議員、市の幹部、建設業者)がものをいう業界でもある。地検特捜部が火葬場の計画、設計段階から関心を持って経過を注視していたのなら、入札後から契約締結までの間であろう。
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辞退したJVが、どこの火葬炉メーカーと組んでいたか。地検特捜部は証拠を握っていて家宅捜索したのではなく、怪しい部分を補完するために市役所の書類と議会の議事録を取得しに動いたのであろう。
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一連の捜索で、宝の山を掘り当てるか、空振りに終わるのか、、、。特捜は、連日関連者を呼んで優しい尋問を続けているようだとの情報も入ってきている。
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狙いを絞り、周囲関連者から情報を集めているのだろうが、さて結論はいかに、、、。
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火葬炉メーカーを検索すると
太陽築炉工業㈱
㈱宮本工業
富士建設工業㈱
㈱開邦工業
㈱木下築炉などがある。
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今回落札したJVの火葬炉メーカーは、
㈱コモンテックス(大阪市北区)
代表者名 鈴木洋康(スズキ ヒロヤス)
本社 新潟県新潟市中央区女池神明2-3-12
支店 大阪市北区天満1-5-2
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業務案内
1) 葬祭場施設に関する企画、設計、施工、並びに維持管理
2) 廃棄物処理施設に関する企画、設計、施工、並びに維持管理
3) 建設工事の設計及び工事管理、並びに施工
4) 機械器具設置工事の設計、施工
5) 清掃施設に関する、企画、設計、施工、並びに維持管理
6) 大気汚染、騒音、振動、悪臭等の公害防止設備の企画、設計、施工
7) その他前各号に付帯する一切の業務
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納入実績に
津市 斎場
【施設名称】いつくしみの杜
【所在地】 津市半田3247番地2
【供用開始】2015年1月2日
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【カタログより】
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