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中止命令に応じず4年間で高さ7m!
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夜中に業者に土砂運ばせたか!
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静岡県富士市で市長の許可を得ずに盛り土造成をしたとして、県警は29日、市土砂埋め立て等規制条例違反の疑いで、山梨県身延町、残土処分業佐野浩信容疑者(58)と若林厚子容疑者(59)の男女2人を逮捕した。2021年7月に静岡県熱海市で大規模土石流が発生して以降、不適切な盛り土に関する相談が県内の自治体から多く寄せられ、県警が違法性などを捜査していた。
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2022年3月にも同県沼津市の男を逮捕しており、土石流発生後の立件は2例目となる。警察によりますと残土処理場に積まれた盛り土は高さは7mにのぼるとみられている。
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2人は自身が所有する土地に県内外の運送業者から建設残土を受け入れていた。
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警察は土砂の処分費として3500万円以上を受け取っていたとみており、佐野容疑者は富士市の中止命令や原状回復命令に応じず、土砂は約4年にわたり5万m3ほどが搬入されたという。盛り土が行われた裏の沢は、流出した土砂を隠すようにブルーシートが覆われていた。
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佐野容疑者は容疑を認め、知人の山梨県南部町、美容師若林厚子容疑者(59)は「自分は残土処分費の会計管理をしていただけ」と否認している。
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調べに対し佐野容疑者は容疑を認めている一方、若林容疑者は「お金の管理をしていたが事業には深く関わっていない」と容疑を一部否認しているということで、警察は犯行の実態を詳しく調べている。
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