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㈱オープンハウスは何を狙ったのか!
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仕掛け人は誰なのか!
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久しぶりに二条城北の旧京都社会福祉会館を見に行った。ホテルとして2024年のオープンを目指している。というのに、解体の準備にも入っていないようだ。
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京都市は2020年12月28日、3月に閉館した京都社会福祉会館(上京区)の跡地活用の候補事業者に、富裕層向けホテルの建設を提案した不動産会社オープンハウス(東京都)を選定したと発表した。近くの世界遺産二条城(中京区)との連携を図る提案内容となっている。売却予定価格は25億5000万円。
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提案では、新設する宿泊施設は4階建て、延べ床面積約6500㎡で、客室数は70室。客一人当たりの単価は約4万円を見込む。
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建築基準法上、延べ床面積が3000㎡を超える宿泊施設は建てられない地域にあるため、緩和規定がある市の上質宿泊施設誘致制度の活用を目指すという。
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【上質宿泊施設誘致制度】
2017年5月 京都市上質宿泊施設誘致制度を創設。
市民生活との調和を前提に,地域の歴史や文化,自然環境・景観との調和が図られ,安定した雇用や伝統産業・文化の振興などに資するなど,地域の魅力を活かし,地域の活性化に寄与する上質な宿泊施設を誘致する。
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上質な宿泊施設ができたことによる効果
<観光消費,地場産業,雇用,税収等への影響>
・宿泊客の多くが高級日本料理店を利用
・建築建材や内装,アメニティ等に京都の伝統産業品を活用
・宿泊料金が5万円以上で1人1泊当たり1000円の宿泊税徴収
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京都市上質宿泊施設誘致制度 (2022年4月1日)
※新規受付は3月31日で終了した。
シャングリ・ラ ホテル 京都二条城計画 (2022年2月2日)
御室花伝抄計画(御室仁和寺前) (2022年1月24日)許可後、取り下げた
「旧鳴滝寮」宿泊施設計画 (2022年1月24日)
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オープンハウスが入札において1000万円の寄付をしたり、上質宿泊施設誘致制度の適用を受けようとするなどは、誰かが手を引いて道案内したという。
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京都市元建設局長や元副市長が所属する団体が主導したといわれている。詳細については後日改めて掲載する。
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