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   2022.04.04.
  リニア春日井「西尾工区」トンネル工事:4月4日・再開!
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3月1日に大成建設JVで事故発生!
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 JR東海は3月2日、愛知県春日井市西尾町のリニア中央新幹線第一中京圏トンネル「西尾工区」現場で3月1日夕、吹き付けたコンクリート片が剥がれ落ち、40代男性作業員が右肋骨を折り、右肺を挫傷するケガが発生したと発表。施工者は大成建設・日本国土開発・ジェイアール東海建設JV。
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 リニア中央新幹線のトンネル工事で事故が相次ぎ、工事が中断している問題で、愛知県春日井市のトンネル工事について、JR東海は、安全対策の周知徹底が完了したとして、4日から工事を再開した。
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 この事故は3月1日、春日井市のリニア中央新幹線「西尾工区」大成建設JVのトンネル工事現場で、コンクリートのかけらがはがれ落ち、作業員1人がろっ骨を折るなどのけがをしたもの。
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 事故を受け、工事は中断していたが、JR東海は、コンクリートの吹付け方法や、作業員の動線などを見直す再発防止策を4月1日に大村秀章知事に提出し、安全対策の周知徹底が完了したとして、工事を再開した。
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 「今後、再発防止の徹底につとめていただき、細心の注意を払って安全に工事を行っていただく」(大村秀章 愛知県知事)
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 リニアのトンネル工事で作業員が死傷する事故は、2021年10月に、岐阜県中津川市の瀬戸トンネル、2021年11月に、長野県豊丘村の伊那山地トンネルで起きており、瀬戸トンネルの工事は現在も中断されている。
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 県によると、JR東海は事故の原因として、吹き付けたコンクリートが厚過ぎたことと、作業員が立ち入り禁止の範囲に入って作業を行ったことを説明した。
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