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会社資金横領容疑!
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総額3億5000万円超か!
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震災復興への支援を掲げた新電力会社「福島電力」(福島県楢葉町、破産)の資金を着服したとして、警視庁組織犯罪対策3課などは、業務上横領の疑いで、元社長の宮川真一容疑者(46)を逮捕した。「記憶にない」と容疑を否認している。組対3課によると、福島電力の使途不明金は3億5千万円超に上り、詳しい資金の流れを捜査している。
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同社は電力小売りの全面自由化がスタートした16年に発足。関係者によると、契約者から電気料金とともに支払われる「復興支援金」を福島に還元する仕組みをつくっていたという。
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逮捕容疑は2018年4月、福島電力の自称元顧問の男(36)と共謀し、男が起訴された別の詐欺事件の弁護士費用支払いのために、資金約217万円を法律事務所名義の口座に移し、横領したとしている。
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男は2019年9月にシンガポールへ出国。当時、詐欺罪で有罪判決を受け執行猶予中だったことを隠して旅券を取得したとして、旅券法違反容疑で国際手配されている。
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福島電力は小売電気事業者で、2016年に設立された。福島の復興をうたい、顧客の電気代の一部を地元に還元するなどとしていたが、顧客とのトラブルが続発するなどして事業が低迷し、2018年8月に破産開始決定を受けた。
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