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県は不法投棄の可能性で調査!
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斜面に木片、プラスチック片!
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三重県東員町南大社にある太陽光発電の事業地内に廃棄物が埋められている疑いがあり、三重県廃棄物対策局が不法投棄とみて調べている。
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太陽光発電施設の地中から産業廃棄物とみられるものが見つかり、県は不法投棄の可能性があるとみて調査。施設を設置した名古屋市北区の開発業者・㈱ディーエスエスは、不法投棄の疑いがあるなら、県の調査にも協力するとしている。
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三重県によると2021年9月、県に「東員町南大社の太陽光発電施設に廃棄物が埋められている」との情報が関係機関から寄せられ、県が調査したところ施設の敷地ののり面から包装に使われる樹脂製のシートのようなものや伐採した木など産業廃棄物とみられるものが露出していたという。
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三重県は不法投棄の可能性があるとみて施設を設置した㈱ディーエスエスから話を聞くなどして詳しく調べることにしている。
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NHKの報道によると、1月に調べたところ太陽光パネルの保管に使うプラスチック片のほか、施設工事で使わないヒューム管などが残されていたとし、現在、産業廃棄物が埋められているかどうか調査しているという。
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朝日新聞が1月中旬から2月上旬に現場を確認したところ、斜面の一部から、焦げた木々や、段ボール箱内で商品を固定する際に使うようなプラスチック部品や発泡スチロール、シート、パイプのような金属類などが露出していた。
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三重県廃棄物監視・指導課も現地を確認。露出した廃棄物の状態から「明らかに人為的」に埋められたものとみている。産業廃棄物の可能性があるとみて、投棄者を慎重に調べている。
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会社側は、「不法投棄をした認識は全くない。当社の事業で出たものではない。三重県からの指導も受けていない」と関与を否定。
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㈱ディーエスエスは2021年春、三重県いなべ市の事業地で、産廃に当たる伐採木を地面に埋めようとしていたとして、三重県から撤去指導を受けており、同年秋には、愛知県南知多町の計画地で木々を野焼きしているのを愛知県と南知多町の職員らに目撃され、注意を受けた。
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