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2.021年有価証券報告書より!
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準大手ゼネコンでも受注競争は熾烈だ。業績アップを狙いスーパーゼネコンと仕事を取り合い薄利で受注しても、段取り一つ間違えても大損を発生する。三井住友建設が173億7000万円もの工事損失引当金を計上したのが目新しい。東急建設にしても80億3000万円、次回掲載する戸田建設も26億7000万円、西松建設も20億円の工事損失引当金を9月末で計上している。
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それぞれの企業が保有株の整理・買増しは営業政策であることは彰かであるが、準ゼネコンの掲載済み6社の傾向を見ると、不動産会社、鉄道会社、銀行を含む金融保険関係が多い。
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【西松建設】
保有・上位10社
住友不動産、JR東海、帝国繊維、ヒューリック、みずほフィナンシャルG、九州フィナンシャルG、阪急阪神HD、JR九州、京浜急行電鉄、JR西日本
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【東急建設】
保有・上位10社
日本空港ビルディング、京王電鉄、京浜急行電鉄、Bangkok Expressway、三菱電機、京成電鉄、ヤクルト本社、JR東海、京三製作所、キャノン
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【安藤・ハザマ】
保有・上位10社
イーレックス、帝国ホテル、JR東海、京成電鉄、名古屋鉄道、フジクラ、理研ビタミン、JR西日本、JR東日本、澁澤倉庫
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