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70か所で「措置必要」!
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静岡県熱海市の大規模な土石流を受けて、県は盛り土が行われた可能性がある470か所を総点検した。
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その結果、70か所で自治体の監視や指導など「措置が必要」なことが分かった。
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県土整備政策課によると、点検の対象となったのは、これまで届け出があった盛り土のほか、地形図などから盛り土である可能性が高いと、国が示した場所から抽出した470か所。
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点検は、2021年8月から11月に実施され、その結果、70か所で土砂災害防止などの措置が必要と判断された。
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内訳は「許可、届け出の不備」が28件、「手続きと現地の不一致」が21件、「災害防止措置なし」が62件、「廃棄物の混入などの禁止事項に該当」が15件となっている。
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このうち、土砂条例などの規定に違反した49か所については市町村を公表していて、最も多かったのはさいたま市の6か所、次いで川越市の5か所となっている。
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県は、今回の点検で「直ちに人命や財産等に影響を及ぼす危険性が確認された盛り土はない」としたうえで、今後も、指導や監視体制を継続するとしている。
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