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TOB反対と目先に追われている間に!
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市場から10%ほど買い上げされたらどうする!
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旧村上ファンド系の投資会社「シティインデックスイレブンス」(東京)が、新生銀行株式の保有比率を共同保有分を含め5.29%から6.30%に引き上げたことが、11月16日に提出された大量保有報告書で分かった。
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新生銀をめぐっては、SBIホールディングスが敵対的なTOB(株式公開買い付け)を実施している。
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保有比率は9日時点。シティインデックスは保有目的について、これまで同様「投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行う」としている。
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前門の虎だけでなく、後門の狼がひたひたと迫っている新生銀行。SBIのTOBを巡って11月25日に臨時の株主総会を開き買収防衛策の発動を諮ることになるが、少数株主の利益を守る姿勢をチラつかせ駆け引きだけで乗り切ろうとしているようにも見えるが、村上系ファンドに対しどう対応するのか。
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SBIのように傘下に収めるつもりはさらさら無く、村上系寄ってたかって株を買い集め高値で買わせるのが常套手段。最近では、西松建設でも満足では無かったろうが投下資金分は回収し且つ、25%(シティインデックス9.60%、エルグラント9.50%、南青山5.90%)の株式を保有している。
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総会を前に、新生銀行の大株主で整理回収機構と合わせて株式の20%程度の株式を持つ預金保険機構は、SBIと新生銀行に質問書を送った。SBIと新生銀行はその返事が「新生銀行は顧客層が補完的ではないため、協業の効果は限定的だとし、SBI以外の企業との資本・業務提携などを追求することが企業価値の向上に資する」とした返事を出した。
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SBIは買収防衛策の発動が可決された場合にはTOBを撤回するとしている最中に、村上系が着々と株式保有数を上げている。SBIは1株2000円だが、村上系の狙いは、3600~3800円程度ではないか。
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【新生銀行 大株主】
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