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見た目はふつうの道路橋!
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新幹線も道路も橋桁架設は完了!
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2024年春の北陸新幹線金沢~敦賀間の延伸開業に向け、工事が大詰めを迎えているその中で、福井駅から約4km北側に位置し、九頭竜川にかかる「新九頭竜橋(仮称)」も完成を待つ状態。
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福井駅の北東およそ5km、福井市内の九頭竜川へ新たに架けられる「新九頭竜橋」。中央に北陸新幹線が、その左右に少しあいだを空けて県道福井森田丸岡線が通る。長さは415m。歩道も設けられる。
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新九頭竜橋の特徴は、新幹線の橋と、その左右を通る道路橋が、一体化して同じ橋脚で支えられ、これは「併用橋」と呼ばれ、似たような事例ではゆりかもめの線路と道路が一体化した「レインボーブリッジ」や、千曲川にかかる「長野電鉄の村山橋」などがあります。しかし、新幹線と道路の併用橋は国内初である。
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新九頭竜橋が一体構造になったのは、コスト削減や工期短縮のほか、河川管理者(一級河川では国土交通省)の許認可を得られやすいという背景もあります。別々の橋を近接して架けることは「橋脚が密集し、洪水時や周囲環境に悪影響がある」等の理由で、河川占用などの手続きで障壁となることがあるのだ。
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その新九頭竜橋、新幹線の橋は2021年6月に桁がすべてつながり、現在は架線柱の設置も完了している。道路橋も桁の架設が完了し、現在は欄干や排水設備、歩車道境界ブロックなどを設置する段階となっている。
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鉄道と道路の「併用橋」は、道路の下を鉄道が走る構造の瀬戸大橋や関空連絡橋、道路と鉄道が並行する長野電鉄の村山橋(長野市と須坂市のあいだを流れる千曲川に架かる)などがありますが、国内では数少ないもので、しかも新幹線との併用橋は、初めて。
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