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候補者支援しないで・聞く会を開くという!
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世話人の狙いは何か?
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自民党の若手議員が、党改革を掲げて「党風一新の会」を立ち上げた。
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総裁選の在り方などについて、これまで集まって議論してきた自民党の当選回数3回以下の若手議員らは、設立総会をオンラインで開き、会の名称を「党風一新の会」とし、9月10日夜、設立総会を開きました。90人が参加を決めたという。代表世話人には福田達夫議員が就任、「党改革を通じて政治改革に取り組む」ことなどを活動方針に掲げた。
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福田達夫代表世話人は挨拶で「政府の意見の方が(党側よりも)強かった時期があったかなと実感として思っている。そのバランスを取るような改革を進めていく」と述べました。
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「党風一新の会」は、自民党総裁選では、特定候補者への支援は行わない一方、立候補者との意見交換会の実施などを求めていく方針です。
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取敢えず、色を付けずに新総裁選出後の示威団体を作ろうとする事であろうが、「総裁選で党改革議論求める」と言うが、候補者に改革を求めるなら辛口質問もするのだろうか。
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90人の内容は良くわからないが、派閥無所属を含めた1~3回生議員は126人いる。
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当選が硬いのは34人。世話人代表は福田達夫議員(54歳、群馬4区、細田派)、呼び掛人に津島淳議員(54歳、青森1区、竹下派)なのであるが、両議院ともに当選確実視されている議員。言い換えれば、余裕がある議員ともいえる。
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126人のうち、当選確実視されているのは34人。盤石な岸信夫、小泉進次郎の現職大臣、古賀誠の地盤を継いだ藤丸敏、BS工場の固定表を持つ鳩山二郎、武村健一の跡を継いだ武村展英など一部議員
は参加しないだろう。
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落選確実視されているのは29人、選挙区で当落拮抗中の16人、小選挙区で落選したが比例で拾われた33人はブロックで比例票が伸びなければ落選の憂き目にあう。4回生以上のベテランでも落ちる可能性があり、危ないと計算されている78人のうち何人が当選するのか、本人たちは気が気でなく、とりあえず参加したのが90人いるということは皆不安なのだ。
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「バランスを取るような改革を」「立候補者との意見交換を」と言っているが、党より政府意見が強い現状で「派閥は何をやってきたのか」安倍政権、菅政権の8年は内閣府が強すぎ、党の意見が通らなくなった事に対する抵抗だ。
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一部の派閥が利権を吸う構造に変革を与える、新派閥を横断的に集めようという事なのだろう。本格的に活動できるかは、衆院選で何人当選し、何人参加するかだ。
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福田氏ら若手は会合を重ね、党総裁選では投票先を派閥の方針で決めないことを求めてきた。福田氏は総会後、記者団に「派閥一任で総裁選の行方を決めないことはほぼ達成できた」と振り返った。
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