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返済なければ破産手続きの検討へ!
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県警へ告訴方針!
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淡路島の国営明石海峡公園の管理などをしている一般社団法人「兵庫県造園建設業協会」(神戸市・県内の造園業者30社ほど)は8月27日、40歳代の女性職員が偽造した申請書で銀行から不正融資を受け、約1億円を着服した疑いがあると発表した。協会は業務上横領容疑で県警に告訴する方針。
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協会によると、女性は2013年に採用され、1人で経理を担当。8月2日、銀行から融資関連の申請書が偽造された疑いがあるとの指摘があり、調査したところ、13年以降、協会が融資を受けた約1億円が使途不明になっていることが判明した。
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女性は協会の調査に対し、「物を買うためにやった」と横領を認めたため、11日付で懲戒解雇された。協会は女性が返済しない場合、代わりに負担することは困難だとして、法人を解散し、破産手続きを進めることを検討している。
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協会や弁護士によりますと、7月に銀行から融資の返済を求められたため、経理を1人で担当している事務員に確認したところ、申請書を勝手に作成し、協会の名義で融資を受けて着服したと話したということです。
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協会の橋本会長によると、既に約2500万円分の横領事実を確認。金額はさらに膨れ上がるとみられるが、女性側の返済意思は確認できていないという。女性は協会の事務全般を1人で担い、日常的なチェック体制は機能していなかった。
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橋本渉代表理事は記者会見で、「私も信じられなかったです。言われて『冗談でしょ』と言ったんですが、本当だったと」「職員は真面目だったので、信用していた。関係機関に迷惑をかけ、おわびする」と謝罪した。
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協会は「事務員からの返済が少なければ融資を返せず解散を検討する」としています。
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