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歴代の政治家・話し方は下手の代表格に入る!
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御身大事か・自民党大事か・国民大事か どれなのだ!
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菅首相は、記者会見の場でも、誰が書いたのか分らぬ原稿を感情もこもらぬボソボソ声で話す姿は、「政治家向きの声」とは言えない。1978年12月発足、自民党の大平正芳首相(消費税導入)が国会答弁でも「あー、うー」と訳の分からぬ答え方をしたが、それよりもいいのかもしれない。1978年8月の世論調査で自民党の支持率は52%あったが、解散はしなかった。この時代、派閥抗争の時代であった。安倍政権時代から、脱派閥となり、権力は党から首相の手に移った。菅首相は、声は小さいし、ハリもなく覇気もない。声だけではなく、話す時の表情もあまり変化しない。どちらかと言えば、会見自身が暗いのだ。派閥時代なら100%菅首相誕生はなかったであろう。
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菅首相は笑顔をあまり見せないし、ボソボソ声なのだ。平時の時ならそれでも良いが、コロナ禍と言われる現在、小声で喋られてもイライラするのは国民だけであろう。
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2020年9月、菅義偉官房長官・真理子夫人は、「結構前のことですが、後援会の幹部に対して“夫が総裁選に出馬するなら離婚します”」と話していたと神奈川県政の関係者が話している。夫人は安倍首相夫人のように派手好きでないのだろうし、政治には絡みたくないのだろう。
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選挙の時には声を大きくしている菅首相。コロナ蔓延拡大の今になっても国民に対して、政府は「コロナ対策ではこうする」「コロナ制御で国民に無理を強いる経営の犠牲、収入補填に対しこうする」と原稿を見ないで、自分の言葉で語るべきだろう。信念をもって語るなら、語る言葉には抑揚もつき国民に伝わるはずだ。
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菅政権内で、安倍政権・官房長官時代に官房費を湯水のように使い子分を集め、いまでも官房費の主導権は菅首相が握っていると言われる中、この期に及んでも金の力で政治家を牛耳る姿勢は変わらない。
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人望も政治力もない者がトップになったとき、頼るのは金である。
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民主党政権時代に起きた東北大震災で福島原発が崩壊したときの菅直人首相の対処の仕方、現在のコロナ禍における菅義偉首相の対処の仕方、両菅ともブレーンなしで裸の王様状態のなか、癇癪と威圧で指令を出しているのもそっくりだ。
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次々と繰り出す対処法には一貫性がなく、首相のメンツを優先している仕草に国民は、命を託そうという気になっていないのだ。
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8月26日には、総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選に向け、総裁選挙管理委員会の初会合を党本部で開催し、告示や投開票の日程を今月26日の次回会合で決定するが、二階幹事長や菅首相は無投票再選の道を探っていた。しかし、デルタ株の蔓延拡大により緊急宣言・蔓延防止も地域拡大し9月12日まで延期する。
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総裁公選規程に従えば、投開票日は9月20日から29日の間となる予定だったが、デルタ株蔓延は国民の声を無視して無投票再選を強行する口実になるかもしれない。
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そうなった場合、国民は間違いなく総選挙で自民党にノーを突きつけるだろう。自民党支持派も野党・無所属に30%以上は流れる。総選挙で自民党は最大50人近く落選する可能性が出てきた。
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覇気のない自民党議員は座して死を待つのか?
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