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流出土砂を調査・専門家「大半は盛り土」!
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「多方面の調査必要」!
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静岡県熱海市で発生した土石流災害。
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被災現場で調査を続けている静岡大学防災総合センターの北村晃寿教授は、2つの地点で堆積物を採取し、同じ伊豆山地区の土壌と比較した。
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その結果、有機炭素は半分程度、窒素はほぼ同じ、硫黄はやや高い程度でした。
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いずれも環境基準内で水質などに特段問題はないという。
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土砂の大半は「盛り土」とみていて「人工物のため県による多方面の調査が必要。結果によっては、土砂の処分方法や海への影響も検討の必要がある」と指摘している。
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7月3日発生した熱海市伊豆山の盛土土石流。3週間過ぎたが、TV・新聞・週刊誌は発生原因の業者名((株)新幹線ビルディング)やその土地を購入した人物(麦島善光・ZENホールディングオーナ)についての内容には触れていない。
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本紙は新幹線社が取得した内容や麦島氏が購入した経緯について、土地謄本を見ている中で、不思議な点が見つかり、それらを掲載し疑問を提示してみようと思う。
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熱海の崩落起点の盛土のGoogle写真(崩落前)を見て頂いて、次にこの地点の公図を見てもらう。
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1083-20が3階建ての家である。1076-8と1076-3が崩落地点にあたる。
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謄本・1076-8
平成18年(2006)9月21日に古川一族の相続税滞納物件を新幹線ビルディングが取得している。
平成23年2月22日 差押 熱海市
平成23年2月25日 差押 解除
平成23年2月25日 所有権移転 麦島善光
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謄本・1075-1
新幹線ビルディングの取得は、平成18年(2006)9月21日。
共通しているのは、相続税未納で国税の抵当権設定がある。
平成5年5月19日
古川為之 1億2025万6452円
古川博三 9937万9600円
津村隆子 1億0018万6400円
古川博三郎 6012万7276円
古川善次郎 6012万7276円
本間壽子 1億5032万円
寺澤元子 1億5031万0900円
林芳子 1億5030万7300円
渡部知子 6012万7276円
渡部知子 1億5032万円
合計9億9323万1680円
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国税の抵当権設定は全筆についてであるが、熱海市の差押は一部の不動産についてだけである。本紙が不審に思うことは、熱海市が5年も経って麦島善光氏が所有権を取得する3日前になぜ差押をしたのかである。
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新幹線ビルディングが所有権を取得するとき、融資元のSFCG(商工ファンド)が極度額15億円(実質融資額は13億円であろう)も融資するとき、所有者・設定者に確認する。
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麦島善光氏が当該物件を取得するとき、事前に熱海市に18年の取得以降未納固定資産税がないか、未納事業税がないか確認するはずだ。熱海市も麦島氏が取得する物件につて、違法盛土・産廃未処理について説明しているはずだ。
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旧所有者・新幹線ビルディングも現所有者・麦島善光氏も熱海市も、一切おもてに出てこないのは、この不可解な取引についてマスコミから質問の矢が飛ぶからだろう。
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太陽光発電所の宅地造成が排水路、沈砂池などを設置しない好い加減な工事をしたりしているのに、熱海市が強い指導に出れないのはこのような原因があるからだろう。
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上記2通の謄本を資料として掲載する。
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1076-8謄本
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1075-1 謄本
途中2枚については、相続者の氏名だけなので省略する。
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