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脱税疑い・月内在宅起訴へ!
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うその借用書などで偽装工作か!
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大手ゼネコン「鹿島建設」の東北支店元幹部による脱税事件で、下請け業者の1人が、検察の調べに対し「東日本大震災の復興事業を受注する見返りに元幹部に2億円前後の現金を提供した」と話していることが分かった。
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東日本大震災の復興事業に絡み、下請け業者から約2億円近くを個人で受け取りながら税務申告していなかったとして、仙台地検が所得税法違反の疑いで大手ゼネコン鹿島東北支店(仙台)の元営業部長を月内にも立件する方針を固めたことが分かった。容疑をおおむね認めているといい、地検は在宅起訴の方向で詰めの捜査を進めている。
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巨額の国費が投入された復興事業では、下請け業者が工事費を水増しするなどして裏金を作り、業者選定に力を持つゼネコン社員に渡したり接待したりする事例が指摘されている。ゼネコン監督体制や行政の事業費査定の在り方が問われるのは必至だ。
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東日本大震災の復興事業をめぐる脱税事件で大手ゼネコン「鹿島建設」東北支店の元幹部が下請け業者から受け取ったおよそ2億円の一部を借金に見せかけるため、うその借用書を作成するなどの偽装工作をしていた疑いがあることが関係者への取材で分かりました。仙台地方検察庁は6月、関係先を捜索するなど捜査を進めており、地検は近く元幹部を所得税法違反の罪で在宅起訴するものとみられる。
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関係者によると、下請け業者の1人は検察の調べに対し「工事を受注する見返りに2億円前後の現金を提供した」などと話しているということですが、元幹部は国税局の調査が始まった後、受け取った現金の一部を借金に見せかけるため、うその借用書を作成したり、自宅のマンションに下請け業者の抵当権を設定したりしていた疑いがあることがわかった。
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仙台地方検察庁は所得を隠すための偽装工作だったとみている。
提供された資金は、車の購入や海外旅行などの費用に充てられていたということだ。
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