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橋脚が20cm沈下!
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5月下旬の大雨原因・緊急工事へ!
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岐阜県各務原市の木曽川に架かる「川島大橋」の橋脚が傾いている問題で、大雨が原因とみられることがわかった。
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川島大橋は5月26日、「橋が傾いている感じがする」と住民から連絡があり、県が確認したところ、4本ある橋脚のうち1本が約0.86度傾いていることがわかった。
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県によると、3年前に行った定期点検や5月20日のパトロールの際には異常が見られなかったという。
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岐阜県は6月2日、専門家らを集めた会議で、5月21日の大雨の影響で、橋脚の下の川底が削り取られたことが原因とみられると判断。6月中旬から橋脚を固定するなどの緊急工事を行う予定で、安全が確認されるまでは通行止めを継続するという。
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橋脚が傾き、5月28日から通行止めとなっている岐阜県各務原市の川島大橋について、県は6月2日、岐阜市内で対策検討会を開き、今年5月の大雨による大規模出水で橋脚周辺の川底がえぐられる「洗掘」が発生し、1本の橋脚が上流方向に約33cmずれ、約20cm沈下し、0.86度の傾きが確認されたと報告した。県では6月中旬以降に、橋脚周辺の固定や川の流れを変える「瀬替」などの緊急対策工事を行う。解除時期は未定。
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県によると、5月21日の大雨による出水で、近くの観測所で直近35年間で過去5番目に高い水位を記録した。この橋脚に流れが集中し、基礎底面に達するほどの洗掘が生じたという。橋脚の一部では川底から約50cmの隙間がある。県は今後、橋脚を固定するために緊急対策工事を実施し、その後は復旧工法を検討していく。
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木曽川に架かる川島大橋は1962年8月完成。橋の長さは約340mで、幅員は約6m。1日当たりの交通量は1万台ほどで、2018年7月に行った5年に1回の定期点検では異常は確認されなかった。
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