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今年9月にも資金ショートの恐れ!
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宮城県白石市の公立刈田総合病院の運営をめぐって、今後の運営方針を議論する委員会が設置され、5月27日初めての会議が開かれた。病院は今年9月にも資金ショートする恐れが高まっている。
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会議に先立ち、病院の管理者を務める白石市の山田裕一市長から10人の委員に委嘱状が渡された。
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この委員会は刈田総合病院の経営実態や公設民営化をめぐる議論などを外部からチェックするもので、委員には市の医師会長や、弁護士、1市2町の住民代表などが選ばれている。
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白石市と蔵王町、七ケ宿町が運営する刈田総合病院は、人口減少などで毎月およそ1億円の赤字が続いており、今年9月には資金ショートする見通し。
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管理者の山田市長は病院を公設民営化する方針を1市2町でつくる経営組合に示したが、蔵王町と七ケ宿町からは明確な合意を得られていない。
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白石市 山田裕一 市長
「現在の資金・収支、今後の病院の運営を考えた場合に、現状のまま続けるのは非常に厳しい。どのような結論が出たとしてもその結論は重い。結論を踏まえて今後の病院運営に生かしたい」
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検討委員会は「経営改善や形態」、「医師の確保対策」など5つの項目を話し合い、6月中にも中間報告をまとめる方針。
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