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女性懲戒免職・刑事告訴へ!
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偽造書類は1217件以上!
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大阪府泉佐野市は3月29日、不正な事務処理で公金約1億5千万円をだまし取ったとして、市介護保険課の非常勤職員の女性(59)を懲戒免職とし、詐欺容疑で府警に刑事告訴する方針と発表した。
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今年2月、すでに亡くなった人が介護用品などの購入で市の補助金を申請しているかのように書類を偽造、約100万円着服したされ、
振込先が女性職員の口座になっているのを別の職員が見つけ、その後の調査で少なくとも9年前から着服に手を染めていた可能性があるという。
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懲戒免職された女性職員は、介護保険を利用した住宅改修費や福祉用具購入費を給付する事務手続きを担当。今年2月には、すでに死亡している4人に対し、計105万5700円の給付を決定していたという。市は同月から給付をすべて口座振り込みに変更。同僚が女性への振り込み記録に気づき、不正が発覚した。
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調査では、2009年ごろから不正を続けていたと説明。記録が残る12年以降だけで計1217件あり、総額は約1億5千万円になるという。死亡した市民のデータを悪用して費用給付を申請し、窓口で現金払いしたことにしていたとみられる。
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女性職員は「家族旅行や車の購入費、借金の返済に使っていた」と話し、市は刑事告訴する方針。泉佐野市の千代松大耕市長は記者会見で「大変遺憾な行為であり、深くお詫びを申し上げる」と陳謝した。
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2009年から不正をしていたということは、市のチェック体制はどうなっていたのか。市の会計検査体制はどうなっていたのか、ズサンな監査が野放し状態になっていたのではないか、、、。
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2004年にも、泉佐野市から外郭団体の「泉佐野市公園緑化協会」へ派遣されていた男性職員が同協会の運営資金約1億8千万円を使い込んでいた事件もあり、泉佐野市も16年も経てば、あったことも忘れてしまっているのだろう。
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